すけべ神

毎朝5時過ぎに散歩に出かけているのでありますがね。まだまだ暗いですね。



ようやく、日の出がちょっとずつ早くなってきたかなという感じですが・・・・

家を出ると、東の空の上の方に金星が明るく輝いています。マイナス4等星ですからね、ものすごく明るい。

その左下のほうに、明るさでは金星に負けていますが、マイナス2等星の木星が近づいてきています。

年が明けた頃はもっと下の方にいたのですがね。

この木星というのは、ギリシア神話ではゼウス、ローマ神話ではユピテル、英語発音ではジュピターとして、平原綾香の歌にも歌われていますね。もっとも、原曲はホルストの交響詩「惑星」ですけどね。

このジュピターというのは、オリンポスの神の中では一番偉いのですが、とにかく助べえで困った君なんですね。
とにかく美人の女神にはすぐに飛びつくし、神に限らず人間の女性にも飛びつく、果ては男にも飛びつくというとんでもないオッサンです。

ゼウスの餌食になった、女神、人間の女性、美男はざっと数えただけでも、
水の女神エウリュノメ、デメテル、記憶の女神ムネモシュネ(胸もむネ、ではありません)、女神レト、レトの妹アステリア、もっともこのアステリアはウズラに姿を変えて逃げるのですが・・・・
フェニキアの女王エウロペ、アルゴス王のひとり娘ダエナ、スパルタの王妃レダ、美人の人妻アルクメネなどなど、そのたびに本妻ヘレが嫉妬に狂い、愛人やその子供たちがひどいめにあわされることになります。

美男で有名なトロイアの王子ガニュメデスに鷲の姿になって近づき、天空にかっさらって行くといった、まさに悪行の数数、水戸黄門に出てくる越前屋とか、「あーれー」のお代官様なんて可愛いものです。

でも嫌われているわけではなくて、ギリシアをはじめ西洋人には愛されているんですね。火野正平みたい。
西洋のいろいろな画のテーマになっています。

これはヨーロッパの語源にもなったエウロペを白いウシに化けてかっさらっていくところ。
画像



さて、一方、金星は言わずと知れた、英語名ビーナスと言われておりまして、ギリシア名はアフロディテ、ローマ名はウェヌスで、完璧な美貌を供えた美と愛の女神。

天空随一の美人女神ビーナスに世紀のスケベエ男が近づいているのですから、この2,3日、何が起こるか目が離せません。
危うし!ビーナス!

最接近は23日頃になるのかな。

惑星の動き方にはぜんぜん詳しくありませんが、こういう星の動き方を見て、昔のギリシア人はゼウスのキャラクターを考えたのかもしれません。
そういう風に考えると、星空を見るのも楽しいね。

この記事へのコメント

sazae3
2019年01月21日 19:13
GGさんのこのブログのお陰で朝起きぬけにカーテンを開けて金星を見つけることが楽しみの一つになっています。本当に明るい星なんですね。マイナス4等星の星の美しさを覚えました。ありがとうございます。
今朝も見ることが出来ました。
2019年01月22日 19:32
金星は本当にきれいですね。ギリシア人が美の神ビーナスと関連づけたのがよくわかります。今朝は、太陽が上がるころに反対側に沈む満月が見えました。明るくなりかけていたので薄かったですが、それはそれで風情があります。