太公望

「むかし、中国に、古いことわざあーる!」なんて言っていた漫才師がいたね。なんという名前か忘れたけどね。

故事来歴、ことわざ、成句なんてのは割と中国から来ているのが多いですがね。ひとりで二つ、成句とことわざに名前を残しているのは少ないみたいだね。

もっとも、王様は別ですけどネ。周の文王の時・・・・なんて、話の度に時の王様の名前がでてくるけどね。

その周の文王の時、
呂尚というおじさんがいましてね。ずーと本ばっかり読んで、仕事も何もしやしない。本にあきたら釣りをするくらい。
貧乏に耐えかねた、馬という奥さんが怒って家を出て行ってしまいました。

ある日、文王が猟にでようと、占いをさせると「きょうは、大物が捕れますよ。龍よりも、虎よりも、もっと大物です」と言われて、あちこち探していると、釣りをしている呂尚を見つけるんですね。

江戸の川柳に「釣れますかなどと 文王言い」なんてのがあるけどね。
この時の呂尚は釣針もエサもつけてなかったという話もあるね。文王が「釣れますか」なんて聞いたら、呂尚が「うん、いま一人釣れたよ」なんて小話もありますね。

文王が呂尚といろいろ話をして、これこそ祖父の代から探していた師父だと、ぜひアドバイザーになってくれと頼むんですな。

「わが太公(おじいさん)、子(あなた)を望むこと久し」
要するに、おじいさんの時からあなたのような人をずっと探していたんですよ、といって国の宰相にしたんですね。
太公が望んでいた人材ということで、太公望呂尚と呼ばれるようになったので、別に釣りをしていたから太公望というわけじゃないのですが、今では釣りをしている人のことを太公望といってますね。

さて、この太公望、随分と出世したのですが、それを見た元妻の馬さん。実家に帰っていたのですが、よりを戻そうと、帰っていったら、呂尚は、盆の水を土の上にぶちまけて、「この水を盆に戻してみなさい」と言ったそうな。
元妻が戻せないのを見て、「いったんこぼした水はもとには戻らないものだよ」と言ったそうな。

覆水盆に返らず・・というわけですね。

なかなか厳しいというか、よほど奥さんに馬鹿にされていたんでしょうね。
IMG_2384.jpg
世の中の奥さんたち、旦那が稼ぎが悪いからといって、馬鹿にしていると、旦那が出世した時にえらい目にあいますぜ。

え?うちのは絶対出世しないから大丈夫?

はは、、そりゃよかったね。

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