ひとの振り見て・・・

コロナ以来、あまり旅行もしなくなりましてね。GO TOキャンペーンとかいろいろ動きだしたようですが、補助金もらうためには、旅行社のキャンぺーンに申し込むしかなさそうで、なんだか趣味に合わねえなぁ・・・と。

結局、家でごろごろしておりまして、ま、「かみなり族」ですな。一日中ゴロゴロゴロ。

ごろごろに飽きると、ジムで泳いだり、筋トレしたり、フルート、ギター、ピアノなどの練習、あとは読書ですかね。

本も、マジメ本、お気楽本、マンガ、硬軟取り混ぜて読むことになります。
最近のマジメ本としては、一時期途中でギブアップしていたドーソンの「利己的な遺伝子」とか、寺島実郎「ひとはなぜ戦争をするのか」、エール大学のシェリー・ケーガン「死とはなにか」、レザーアスラン「人類はなぜ神を生み出したのか?」などですかね。
このマジメ本の欠点は、書いてあることは理解はできても、結局なんだかわからんということですな。そりゃそうだね。そればっかり考えている学者の書いた本を、せんべい齧りながらどしろうとが読もうってんだから、わかるわきゃないね。でも知りたいテーマだからね、結局間をおいて、何回か読んでなんとなくわかるということかな。
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まじめ本ばかり読んでいると、疲れるから間にお気楽本を読むことになります。4月以来、中山七里のミステリーとか、音楽ミステリーものだね、ほとんど読んだんじゃないかな。あとは、例の高嶋哲夫のパニックもの、ウイルスで東京ロックダウンとかね、M8地震で東京崩壊とかね、これもあらかた読んでしまったなぁ。

ここ1か月くらいは、朝井まかての本を読みちらしてます。
ま、時代市井ものという分類になるんですかね。女流作家の市井物といえば、北原亜以子とか、高田郁の料理ものなんかも制覇したけどね。この朝井まかてさんというのもなかなか面白い。
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「恋歌」で直木賞をとっているらしいね。直木賞も最近質が落ちているけどね(馳星周の今年の「少年と犬」なんてがっかりしちゃった)。
この「恋歌」はなかなか面白かった。水戸藩の天狗党の乱なんてね、歴史の片隅で、教科書にも出てくるかどうかわからない騒ぎだけどね。それにかかわった、女流歌人の中島歌子の生涯を書いてあってひとつの恋として、感動さされましたね。

他は、よりいっそうお気楽な題名で、「すかたん」「ちゃんちゃら」「藪医 ふらここ堂」「ぬけまいる」「花くらべ」「銀の猫」などなど。
あ、そうそう「残り者」なんてのもあったね。江戸城無血開城した時の城に残った大奥女中たちのおはなし。

「ぬけまいる」は、家庭の主婦2人と独身ひとりの幼馴染3人が、いわゆるお伊勢さんに抜け参りするお話で、弥次喜多道中のような面白さでしたね。
「銀の猫」は、江戸時代に、「介護人」という商売を設定して、老人の介護を生業としている女性のお話。短い話をつなげて一つの物語にしてあります。
自分を捨てて、ある日、急にもどって転がり込んできた母親との葛藤をベースに毎回いろんなエピソードが展開されます。これもおもしろかった。
その中に、介護をしていた、さるご隠居が口ずさんでいた言葉がでてきます。

ご隠居が、年寄の悪いこと、嫌なことをつぶやいて、自戒としているものらしい。
「しわがよる。毛は白くなる、ほくろはできる、背はちぢむ。頭ははげる、手はふるう。足はよろつく、歯はぬける。耳はきこえず、目はうとくなる。身に負うは頭巾襟巻、杖、目がね。たんぽ温石(おんじゃく)。しびん、孫の手。」
「くどくなる、気短かになる、愚痴になる、心はひがむ、身は古くなる。聞きたがる、死にともながる。淋しがる、出しゃばりたがる、世話をしたがる、またしても同じ話に、子をほめる。達者自慢に人はいやがる。」。最後の「達者自慢」なんてよくいますね。

オイラも知らないうちに、「くそ爺い」になってるだろうから、こういう言葉を参考にして自戒しなくちゃ。

年取ると世話をしたがるってのはどうなんだろ?出しゃばるってのはわかるけどね。オイラは自分で生きてるのが精いっぱいで、人のお世話なんてしたくもないけどね。朝井まかてさんは、老人のことをそう見てるんだね。ま、「余計なお世話」ってこともあるからね。

本を読むのはいいんだけど、最近、読み過ぎると瞼がぴくぴくするんだよね。困ったものだ。上の言葉にも「目はうとくなる」なんて書いてるね。

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この記事へのコメント

sazae3
2020年11月04日 20:04
詠みたい本がたくさんあります。

「利己的な遺伝子」と「ひとはなぜ戦争をするのか」「ぬけまいる」「恋歌」
図書館ではまだおいていないかもですね。

処分するときはお声を掛けてくださいませ。

sazae3
2020年11月05日 14:31
詠みたい(笑)間違いです。「読んでみたい本」です。

風船屋店主toSAZAE3
2020年11月06日 08:44
恋歌とか、ぬけまいるなど、朝井まかてさんの本は図書館にあると思いますけどね。「残り者」は図書館で借りました。恋歌の主人公の中島歌子さんは、樋口一葉の先生だったらしいですね。利己的な遺伝子は先日、BOOKOFFで売ってましたが、定価が高いのでまだ2000円くらいしていましたね。図書館におねだりすると有名な本なので、買ってくれるかも。
sazae3
2020年11月06日 19:52
ありがとうございます。
今日図書館へ寄ったのですが返却だけで、バレエの時間に迫られて検索はする暇がないまま帰宅してしまいました。また行ってまいります。
南図書館の方が良いかしら?と思います。