災害からの復興

いやぁ、8月はカラッカラのお天気続きだったので、我が家の土もカラッカラに乾いてしまいました。

乾くと巣が作りやすいのか、たまたま時期的にそうなったのか、我が家の軒下にアリ地獄が巣を作っていました。
8月下旬のことです。
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なかなか立派な仕掛けです。
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ところが、9月5日の大雨で、せっかく作った仕掛けが壊れていました。アリジゴクにとっては土石流で家ごと潰されたようなものでしょう。
もしかしたら、水でおぼれて死んでしまったかもしれません。
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ここが、アリジゴクのあったところ。遺跡です。
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今日見ると、アリジゴクがまたできていました。災害復旧工事がなされ、以前よりは、ちょっと造りは雑ですが、周りの土はまだ湿っているし、さぞや作りにくかったことでしょう。まぁ、いわば、ブルーシートでとりあえず、雨風をしのいでいるということでしょうか。
もっとも、このあと、雷雨の予報もあるので、苦労は続くでしょうけどね。
土が湿っていると、角度が立ってくるので、その都度調整しているのでしょう。
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子供の頃は、神社の軒下、お寺の軒下などの乾いた土のところには一杯みられたものです。

穴底をほじってみると、ウルトラマンに出てくる怪獣のような、牙をもった毛むくじゃらの小さな虫が出てくるんですけどね。
こいつが、成虫になると、ウスバカゲロウという、それこそカゲロウのような儚げな虫になって、ひょろひょろと飛んで行くなんて、想像もできません。

こいつは土木工学の権威で、その時、その土に特有の「安息角」を測定し、土粒子が落ちるか、落ちないか崩れるか、崩れないか、ギリギリの斜面を作るんですね。(ま、測定はしないでしょうけどね。結果としてはその土の安息角となっているわけです)

ギリギリ安定している角度ですから、落ちたアリなどは堪ったものじゃありません。上がろうとしても、土が崩れて、また底に落ちてしまいます。稀に、上まで上がりそうになるアスリートなアリもいますが、そんなやつには、底からアリジゴクがブシャッブシャッと砂粒を飛ばすんですね。それでまた落ちてしまうと・・・・まことに情け容赦のない、獰猛なやつです。

もっとも、アリの方だってそうそう落ちるわけではありません。歩いていても「あり?」と避けて通りますので、そう簡単には落ちないようです。1か月もエサがこないこともあるそうで、アリジゴクもなかなか楽ではありません。
「だんな、だんな、いい子いますよ」なんて、呼び込みを雇えばいいんですけどね。最近は風俗取り締まりも厳しくなってきたからね。

いわゆるカゲロウというのは幼虫時代は川の石の下なんかで過ごし、釣りの餌なんかになります。セミと同じで幼虫時代が長く、3年くらいで成虫になったとたんに、1日で交尾・産卵をして死んでゆくのですが、このウスバカゲロウは3週間くらいは生きるそうですね。

餌をたくさん食べたら1年くらいで成虫になることもあるようですが、あまりエサが落ちてこなかった場合は3年くらいかかって成虫になるのではないかと言われています。もっとエサが少ないと、餓死ということも多いようですね。

このアリジゴク、いつになったら、羽化するのか、うかうかしていたら見逃しそうです。
ともかく頑張りたまえ。

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