生物の進化

ま、考えてみますれば我々ホモサピエンス・サピエンスを含む生物の進化というのは不思議なものでありますね。

擬態をする昆虫なんぞも、いったいどうやってあの姿になったものやら。簡単なところでは尺取り虫なんかもですね。じっと立ち上がっていたら本当に枝のようですものね。ハナカマキリなんてのはそんじょそこらの花よりきれいですからね。花だと思って近寄っていくといきなり挟み込まれて浴びせ倒しとなるわけです。
最初に、「よし!こんな姿になってやろう」と決心したのかしなかったのか。完成した姿を鏡もないのに「よし、これでよかろう」とどうやって確認したのだろうか。
そういうことを考えると夜も眠れないのであります。

最近の遺伝科学者は、「そうじゃなくて、たまたま突然変異を繰り返して、より擬態できたものが生き残ってきたのですよ。決心?鏡?そんなものは関係ありまへん」なんて言ってますがね。72年も生きてきたひげ爺いはそんなことでは騙されませんのですじゃ。

そんなこんなで夜中に目がさめて、そういうことを考えると一日寝不足状態になっておおまる困る。昼寝はしているけどね。


動物だけでなく、脳みそのあるのかないのかわからない植物でもとんでもない進化をしているわけですね。
きれいな花を咲かせて、花粉を用意して、蜜まで用意して、蜜をとりに寄ってきた昆虫の体に花粉をなすりつけて、持っていかせるわけです。

虫だって、花粉のような面倒なものはつけられたくないので、要領よく蜜だけ吸いたいのですけどね。花だって「そうはさせじ」と蜜は奥の方にいれておくわけですね。そうすると虫も吸い込み口をどんどん長く進化して、楽して吸おうとするわけです。花はまたまた「簡単にすわせてなるものか」とまたまた蜜を奥深くするわけですね。
その結果、特定の花の蜜に適合した特定の虫だけが吸えるということも出てきます。
マダガスカルに生えている蘭の一種アングレム・セスキペダレなんて植物は、出し惜しみした結果、距の長さが最大35cmにもなり、その奥にある蜜を吸えるのは、キサンチパンス・スズメガなんていう、給水針が30cmほどあるスズメガしか蜜を吸えなくなるわけです。
その結果、確かに、食い逃げされる確率は低くなりましたが、寄ってくるのがただ1種だけとなり、効率がいいのやら悪いのやら。

まむし草なんてね、世にも恐ろしい草がありましてね。
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一見、例の食虫植物のウツボカズラににていますがね。

ウツボカズラは長い筒の中に虫を落とし込んで、タンパク質分解酵素で虫を分解して吸収するという、ま、食べんがための工夫なんですがね。
まむし草は、虫を食べるためじゃあないのですな。
雄花と雌花が別々になっておりましてね。
雄花の中に落ち込んだ虫は、出ようとじたばたするわけですね。虫は意外と真上には飛べないもので、飛んでも飛んでも壁に当たっておちるわけですな。
雄花ですから、もがいているうちに、花粉だらけになるわけです。疲れて底におちて、諦めかけたころに「あれ?こんなところに隙間があるじゃないの。シメシメ」と歩いて脱出するわけです。

そのあと、雌花の匂いに釣られて、ふらふらと縁をあるいているうちに、またうっかりと落ちてしまうわけですね。
今度は底にはめしべがありまして、体についた花粉を目いっぱいめしべに擦り付けるわけですね。これでまむし草としては作戦成功となるわけです。
さて、虫の方は「ふふふ、この辺に隙間があるんだよね。オイラ知ってるもんね」とうろつきますが、「あれ!れれれのれ」雄花にあった隙間が雌花にはないじゃありませんか。
・・というようなわけで、別に食べられるわけでもなく、そのまま虫は死んでしまうわけです。

まむし草としては、雄花から脱出させないと、受精できないし、受精さえしてしまえば、別に面倒みる必要はないというわけですね。

なんと陰険な策略ではあーりませんか。

こんなことをたまたま偶然、方向性なしで、結果としてこうなったとは、信じられないよね。


あーまた今夜もまむし草に落ち込んだ夢を見そうだなぁ。

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