風船屋GGのお気楽自転車日記

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zoom RSS 判官びいき?

<<   作成日時 : 2019/04/22 17:41   >>

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運動競技を見ていても、映画・小説を見ていても、知らず知らずの裡に、誰かを応援しているということがありますね。

何の根拠に基づいて、こちらを応援しているのか、不思議なときもあります。

判官(ほうがん)びいきの語源になった牛若丸ね。源九郎判官義経。だいたいの物語では義経の方に肩入れしたくなるから判官贔屓と言われるのですがね。

もし、頼朝を主人公にした物語を読むと、本当にしようのない弟で、源家のことを考えると、もう討伐するしか打つ手がないとも思えます。

源本家の血筋というのはほとんど絶えかけていたのを、常盤御前が体をはって、かろうじて子供だけは流罪だけで助かったわけですね。長男頼朝としては、何もない伊豆の地で、周囲の武士のご機嫌をとったり、手なずけて、ようやく挙兵にこぎつけた非常にきわどいポジションにあったわけです。
伊豆・相模の武士たちというのは、自分たちの権益を京都から守ってくれるものであればかつごうということで、源家の再興なんてのは二の次だったのですね。長男頼朝の周囲への気遣いというのは相当なものだったと思います。

北条氏、和田氏、畠山氏、三浦氏などなど関東武士がなんとか、京都の勢力と手を切りたいと思って頼朝を担ぎ、史上はじめて、武士の棟梁が京都から離れるわけですね。
そんな気もしらず、戦に勝って、公家に丸め込まれ、京都で勝手に位階を貰っている義経というのは、頼朝から見ると、いい加減にしろといいたくなる存在だったでしょうね。
鎌倉幕府で源本家が3代しか続かなかったのは、そういった存立基盤の脆弱さもあったのではないでしょうか。


ふー、前置きが長くなりましたが(いつものことですがね)

何をいいたいかというと、誰を応援し、肩入れをするかについては、どちらの側から物語りをみるかということにかかってくるのですなということをいいたいわけです。

テレビの「ワイルドライフ」なんかを見ていても、ライオンを追っている番組だと、シマウマを追っかけていても、「それいけそこだ、かみつけ!」となりますが、シマウマが主人公のドキュメントだと、「あーはやく逃げないとダメじゃないか、それそれもっと速く!」なんてことになります。

昔の東京オリンピックの時は、そんな小難しいことは考えずに、とにかく「ニッポンがんばれ!」てことでしたけどね。
マラソンの円谷選手が競技場に2位で戻ってきて、イギリス(だったかな?)のランナーに追い抜かれた時なんかjは「それそれ、うしろうしろ!うしろに来てるよ!」なんて怒鳴ってましたけどね。聞こえるはずがないのにね。高校生の時でした。
東洋の魔女たちがコートに身を挺して回転レシーブしていたときも本当に感動したものです。

日本人が日本の選手を応援するのは、あの頃は何の不思議もなかったですけどね。アマチュァスポーツがまだまだ純粋さをもっていたころでしたね。

NHKのBS101で「世界はTOKYOを目指す」という番組をやってまして、これが罪な番組でして・・・・
なにも知らなければ、日本の選手とウズベキスタンの選手が柔道で戦っていると、日本人を応援すると思いますけどね。

この番組は、世界の国で劣悪な環境で東京オリンピックを目指して頑張っている選手にスポットライトをあてて、その努力の過程をみせるのですね。

たとえば、先日はこんな選手が出ていました。
ウズベキスタンの女子体操の選手で、オクサナ・チュソビチナ。
7歳で体操を習い始めて、バルセロナでオリンピック初出場。
そのあと、北京オリンピックで跳馬で銀メダルをとったりしたそうですが、
な、なんと7回連続出場ですって。

最初のころはこんな美少女でしたが・・・・・
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いまや、43歳となり、押しも押されぬオバサンとなりました。
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20歳を過ぎたら、ピークと言われる体操の世界で、43歳ですからね。なぜそんなに頑張っているかというと、これには長ーい長い話があるのでございます、はい。

彼女の長男がまだ赤ん坊の時に白血病になっちゃうんですね。ところがウズベキスタンには白血病を治療できる病院がない。
そんなときに、ドイツから、「どう?こっちにこない?こちらにきたら、治療費の補助も出してあげるよ」なんてお誘いが来るわけです。
ウズベキスタンのマスコミからはやれ「愛国心がない」だの「わがまま」だのさんざん叩かれながら、ドイツへの移住を決断したわけです。

それで、治療はうまく行き、子供は今ではドイツの大学に通っているらしいです。

幸か不幸か、ドイツ在籍の時に北京で銀メダルを取っちゃうんですね。

その後、ドイツでは年齢制限で代表になれず、故国ウズベキスタンも事情がわかって「もう一度、戻ってこないか」と声がかかり、「恩のあるウズベキスタンのために、もう一度メダルを」と頑張っているわけです。

がんばるのはいいのですが、オリンピックの時には、45歳でっせ。45歳。応援したくもなるというものじゃないですか。

そのほかにも、バヌアツだか、パプアニューギニアだか忘れたけれど、貧乏な国の貧乏な生活で、インスタントラーメンみたいなものを毎日食べながらマラソンで頑張っている選手。靴も擦り切れて、裸足で走っていたりするので、これも応援したくなるね。靴の10足や20足、寄付してあげたいけどね。

氷点下20度くらいのところで、暖房設備といえば、薪ストーブしかない道場で頑張る柔道の選手。これもウズベキスタンだったかな。

水上生活者で学校も小学2年までしかいけず、家族のために漁師をしながら、カヌーの選手になって出場を目指しているカンボジアの選手。

そのほか、モンゴルで大草原を走って育った少女がマラソン選手となり、冬に練習できないので、子供を親にあずけ、素人コーチの旦那とともに、ツテを頼って中国で練習させてもらうとか。

もっともこのような発展途上国はメダルをとると、家を建ててもらえるとかありますので、家族の運命が背中に乗っかっているわけですね。

是非、見て、応援したいけれども・・・日本のテレビではこういう人達の試合は中継しないのだろうね。

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