さくら餅
この季節になりますと、東京では墨田堤の桜を見ながら、向島の長命寺の「桜餅」を食べるのが、ひとつのコースになってますね。
また、いつも桜餅の季節になると、関西の桜餅がどうの、関東の桜餅がこうのと、マスコミが騒ぎ立てます。
はっきり言って「どうでもいいじゃねーか、そんなこと。ほかにやることないんかい!」と言いたくなりますがね。
関西風の桜餅というのは、道明寺を使ったいわゆる「お餅」ですね。こういうのです。
東京で「桜餅」と称しているのは、こんなものですがね。
「どうでもいいじゃねーか!そんなもの」といいながら、ものを知らない関東人に一応ねんのために教えておかないと、オリンピックに大勢外人が来た時に恥をかくからね。一応、言っておかなくちゃのちゃちゃちゃ。
「餅」というのは、古来、米作民族にとって非常に神聖なもので、もち米を使って、あるいは場合によってはうるち米で作り、神に供えるものなんですね。
それなのに、関東では小麦粉を薄く延ばして焼いて、餡子を巻いて、さくら「餅」と称しているらしいじゃないですか。プンプン
小麦粉を水で溶いて薄く延ばして焼くなんてのは、そこら辺のギャルが食べ歩きしているのと同じで世界的には「クレープ」と称するものなんですな。
ま、形は、どうでもいいから、「餅」と称するからには、米を使ってほしいものですな。
ついでに、ものを知らない関東人に餡子からみでもうひとつ言っておくと、東京で「いなか汁粉」と呼んでいるものね。
あれはね、本来は「ぜんざい」というものなんですよ。「ぜ・ん・ざ・い」
むかし、むかしあるところに・・・じゃなかった。出雲地方に全国から、神様があつまる月がありましてね。その月を出雲では「神あり月」、神様が留守になる地方では「神無月」と言っておったのは、ご存知かと思いますが・・・
その時に出雲地方で神様にお供えして食べていたのが「神在(じんざい)餅」と言われて、今のぜんざいの元になったと言われております、はい。
それはもちろん、粒あんの汁であって、決して汁気のない、こしあんではありませんのです、はい。
その正式な出処も知らず、江戸幕府があるというだけで、舞い上がり、本来のぜんざいを「いなか汁粉」と称するのは、ものをしらないにもほどがあるというものです、はい。
江戸の住民というのは全国から寄せ集めた田舎者の寄せ集めだからね、田舎者に「いなか汁粉」なんて呼ばれる覚えはありませんのです、はい。
もっとついでにいえば、「関西の丸もち」「関東の角もち」なんて言っておりますがね。
もともと、「餅」というのは丸いのが正式なんでありますね。
もちにはもちろん、「稲魂(いなだま)」というものが宿っており、その魂の形を表したものがあの丸いもちなんですな。
だから、神様にそなえる鏡餅というのは、全国どこに行っても丸いはずですよ、はい。
むかしむかし、江戸が急速に発展して人口爆発した時に、年末に商家を回っていた、「賃搗き屋」がいちいち丸めていたら、年が明けてしまうというので、丸めないで、なまこ(かたまり)のまま渡したのですね。
各家では仕方がないからそれを切って使ったので、江戸、ひいては関東では四角になったというのですがね。
それもしらないで、「関西のおもちはどうして丸いのですか」なんていう日本人のなんと多いことか。
「ぼーっと生きてんじゃねえよ」
チコちゃんに叱られますよ。
え?なんだって?
ひな祭りの「ひしもち」はどうしてひし形なのかって?
神様に備えるのは丸くしないといけないのじゃないかって?
・・・・・・・・・
なんだかつかれたから、散歩に行こうかなっと。
ほんじゃぁね
また、いつも桜餅の季節になると、関西の桜餅がどうの、関東の桜餅がこうのと、マスコミが騒ぎ立てます。
はっきり言って「どうでもいいじゃねーか、そんなこと。ほかにやることないんかい!」と言いたくなりますがね。
関西風の桜餅というのは、道明寺を使ったいわゆる「お餅」ですね。こういうのです。
東京で「桜餅」と称しているのは、こんなものですがね。
「どうでもいいじゃねーか!そんなもの」といいながら、ものを知らない関東人に一応ねんのために教えておかないと、オリンピックに大勢外人が来た時に恥をかくからね。一応、言っておかなくちゃのちゃちゃちゃ。
「餅」というのは、古来、米作民族にとって非常に神聖なもので、もち米を使って、あるいは場合によってはうるち米で作り、神に供えるものなんですね。
それなのに、関東では小麦粉を薄く延ばして焼いて、餡子を巻いて、さくら「餅」と称しているらしいじゃないですか。プンプン
小麦粉を水で溶いて薄く延ばして焼くなんてのは、そこら辺のギャルが食べ歩きしているのと同じで世界的には「クレープ」と称するものなんですな。
ま、形は、どうでもいいから、「餅」と称するからには、米を使ってほしいものですな。
ついでに、ものを知らない関東人に餡子からみでもうひとつ言っておくと、東京で「いなか汁粉」と呼んでいるものね。
あれはね、本来は「ぜんざい」というものなんですよ。「ぜ・ん・ざ・い」
むかし、むかしあるところに・・・じゃなかった。出雲地方に全国から、神様があつまる月がありましてね。その月を出雲では「神あり月」、神様が留守になる地方では「神無月」と言っておったのは、ご存知かと思いますが・・・
その時に出雲地方で神様にお供えして食べていたのが「神在(じんざい)餅」と言われて、今のぜんざいの元になったと言われております、はい。
それはもちろん、粒あんの汁であって、決して汁気のない、こしあんではありませんのです、はい。
その正式な出処も知らず、江戸幕府があるというだけで、舞い上がり、本来のぜんざいを「いなか汁粉」と称するのは、ものをしらないにもほどがあるというものです、はい。
江戸の住民というのは全国から寄せ集めた田舎者の寄せ集めだからね、田舎者に「いなか汁粉」なんて呼ばれる覚えはありませんのです、はい。
もっとついでにいえば、「関西の丸もち」「関東の角もち」なんて言っておりますがね。
もともと、「餅」というのは丸いのが正式なんでありますね。
もちにはもちろん、「稲魂(いなだま)」というものが宿っており、その魂の形を表したものがあの丸いもちなんですな。
だから、神様にそなえる鏡餅というのは、全国どこに行っても丸いはずですよ、はい。
むかしむかし、江戸が急速に発展して人口爆発した時に、年末に商家を回っていた、「賃搗き屋」がいちいち丸めていたら、年が明けてしまうというので、丸めないで、なまこ(かたまり)のまま渡したのですね。
各家では仕方がないからそれを切って使ったので、江戸、ひいては関東では四角になったというのですがね。
それもしらないで、「関西のおもちはどうして丸いのですか」なんていう日本人のなんと多いことか。
「ぼーっと生きてんじゃねえよ」
チコちゃんに叱られますよ。
え?なんだって?
ひな祭りの「ひしもち」はどうしてひし形なのかって?
神様に備えるのは丸くしないといけないのじゃないかって?
・・・・・・・・・
なんだかつかれたから、散歩に行こうかなっと。
ほんじゃぁね
この記事へのコメント
きょうのところはさくら餅がらみで季節限定「餅テーマ」ということで・・・赤いきつねと緑のタヌキが出てくると「西京みそ」問題という重大問題も出てきますので(笑)。