エジプトレポート(その7:カイロ博物館)
最終日の午前中は階段ピラミッドとか赤のピラミッドなどを見たのですが、昼食はカイロに戻ってきて、午後は「カイロ考古学博物館です。
エジプトの遺跡出土物は、イギリスに取られ、フランスに強奪され、ドイツにも掠めとられ、あれだけ取られてもまだまだあるのですね。
しかも砂に埋もれたやつを掘り出せば続々と出てくるというのですからね。
博物館もいくら作っても狭くなってしまうので、ギザに世界一と言われる広さの博物館を建設中です。
さて、カイロ考古学博物館、なぜだか知りませんが、スマホであれば写真を撮っても文句を言われないというので、ここはスマホの写真です。
ここはなんといってもツタンカーメンのお宝ですね。
エジプトとしても、まったく盗掘屋の手に触れなかった唯一無二、空前絶後の墓でしたから、当時の王の墓というのはどの程度のお宝であったのかということがわかったお墓なんですね。
ミイラそのものは、この時点では王家の谷の墓の中に安置されていましたので、ここにはありません。
話はちょっとそれますが、われわれはツタンカーメンと呼んでおりますが、現地のツタンカーメンのお墓の看板をみると、「TUT ANKH AMUN」とありました。なんて発音するのかしりませんが、トゥトゥ アンク アムンというのでしょうかね。
この博物館の2階のかなりの部分をツタンカーメンが占めています。驚くのは、盗掘防止のために棺に行きつくまでに、4つの箱に入っているということなんですね。まるでマトリョーシカのように・・・・
スタバ風にいえば、スモール、トール、グランデ、エクストラグランデというようになるのでしょうか。
こんな箱です。
例の黄金仮面とか、首飾りなどは特別室にはいっていて、こちらはカメラはもちろんスマホもダメと厳重です。
上のマトリョーシカとかこのサンダルなんかはツタンカーメン関係だけど特別室ではありませんでしたんで、お写真などをパチリ。
他の展示物としては、ミイラとか、棺とかもいろいろお取り揃えしておりますが・・・・・
オイラはこんなのがおもしろかったね。
これはちょっとギリシア風とうのかな。バッカスかもしれない。
ルーブル博物館にある「エジプトの書記」とよくにた像。
これは珍しい、木像です。顔がどこかの村の村長とよく似ているそうで、「村長」という通称。
毎度おなじみ「ウンコ虫」、スカラベですね。
一番ふざけたやつがこいつ。一体どういうつもりで・・・・(笑)
イヌ神様
ネコ神様
魚神様
こちらのスフィンクスは、いいお顔をしたはります。御影石か大理石の一種のような・・・・
ナイル川の一番下流にロゼッタという町がありますが、そこで掘り出されたロゼッタストーンが、エジプト文字の解読のきっかけになったのですが、それの本物が大英博物館にあって、ここで展示されているのが、なぜかレプリカ。
現地ガイドのアフちゃんの口癖が「大泥棒イギリスが・・・・」というので、笑ってしまいます。
しかし、イギリスというのは、あれだけ世界中で悪いことをして、搾取しまくっているのに、まだ大きな顔をしておれるのは不思議ですね。
ギリシア、エジプト、メソポタミア、インドのいろいろな遺跡遺物を持ち帰ったり、アフリカ・アラブの国境を自分たちの都合で勝手に線を引いたり、ロヒンギャーの問題も仏教国ミャンマーを統治するためにバングラデッシュのイスラム教徒を連れて行ったというイギリスの狡猾な統治方法に端を発しているし、中国にアヘン戦争を仕掛けて、戦勝して香港を借り受けて、返すときも「ごめんね」の一言もなかったし・・・
クルド人の問題だって、遊牧民が自由に住んでいるところに線を引いたものだから、彼らの知らない間に3カ国に分けられてしまったんだよね。
ま、やり方がうまいんだろうね。それに比べて日本のヘタなこと。
エジプトの遺跡出土物は、イギリスに取られ、フランスに強奪され、ドイツにも掠めとられ、あれだけ取られてもまだまだあるのですね。
しかも砂に埋もれたやつを掘り出せば続々と出てくるというのですからね。
博物館もいくら作っても狭くなってしまうので、ギザに世界一と言われる広さの博物館を建設中です。
さて、カイロ考古学博物館、なぜだか知りませんが、スマホであれば写真を撮っても文句を言われないというので、ここはスマホの写真です。
ここはなんといってもツタンカーメンのお宝ですね。
エジプトとしても、まったく盗掘屋の手に触れなかった唯一無二、空前絶後の墓でしたから、当時の王の墓というのはどの程度のお宝であったのかということがわかったお墓なんですね。
ミイラそのものは、この時点では王家の谷の墓の中に安置されていましたので、ここにはありません。
話はちょっとそれますが、われわれはツタンカーメンと呼んでおりますが、現地のツタンカーメンのお墓の看板をみると、「TUT ANKH AMUN」とありました。なんて発音するのかしりませんが、トゥトゥ アンク アムンというのでしょうかね。
この博物館の2階のかなりの部分をツタンカーメンが占めています。驚くのは、盗掘防止のために棺に行きつくまでに、4つの箱に入っているということなんですね。まるでマトリョーシカのように・・・・
スタバ風にいえば、スモール、トール、グランデ、エクストラグランデというようになるのでしょうか。
こんな箱です。
例の黄金仮面とか、首飾りなどは特別室にはいっていて、こちらはカメラはもちろんスマホもダメと厳重です。
上のマトリョーシカとかこのサンダルなんかはツタンカーメン関係だけど特別室ではありませんでしたんで、お写真などをパチリ。
他の展示物としては、ミイラとか、棺とかもいろいろお取り揃えしておりますが・・・・・
オイラはこんなのがおもしろかったね。
これはちょっとギリシア風とうのかな。バッカスかもしれない。
ルーブル博物館にある「エジプトの書記」とよくにた像。
これは珍しい、木像です。顔がどこかの村の村長とよく似ているそうで、「村長」という通称。
毎度おなじみ「ウンコ虫」、スカラベですね。
一番ふざけたやつがこいつ。一体どういうつもりで・・・・(笑)
イヌ神様
ネコ神様
魚神様
こちらのスフィンクスは、いいお顔をしたはります。御影石か大理石の一種のような・・・・
ナイル川の一番下流にロゼッタという町がありますが、そこで掘り出されたロゼッタストーンが、エジプト文字の解読のきっかけになったのですが、それの本物が大英博物館にあって、ここで展示されているのが、なぜかレプリカ。
現地ガイドのアフちゃんの口癖が「大泥棒イギリスが・・・・」というので、笑ってしまいます。
しかし、イギリスというのは、あれだけ世界中で悪いことをして、搾取しまくっているのに、まだ大きな顔をしておれるのは不思議ですね。
ギリシア、エジプト、メソポタミア、インドのいろいろな遺跡遺物を持ち帰ったり、アフリカ・アラブの国境を自分たちの都合で勝手に線を引いたり、ロヒンギャーの問題も仏教国ミャンマーを統治するためにバングラデッシュのイスラム教徒を連れて行ったというイギリスの狡猾な統治方法に端を発しているし、中国にアヘン戦争を仕掛けて、戦勝して香港を借り受けて、返すときも「ごめんね」の一言もなかったし・・・
クルド人の問題だって、遊牧民が自由に住んでいるところに線を引いたものだから、彼らの知らない間に3カ国に分けられてしまったんだよね。
ま、やり方がうまいんだろうね。それに比べて日本のヘタなこと。
この記事へのコメント
私はイギリスを旅行しながら、大英博物館を訪れませんでした。上野で大英博物館展開催時は長蛇の列だったから、
イギリスで見ておけば良かった。
ギリシャやエジプトから略奪したものがロンドンに多いですが、ロンドンだったから無事保管できたかも知れません。
おっしゃる通り、イギリスだからこそいい状態で保存できたのかもしれませんね。