ヨルダン報告(その4 :しかい良好)

アンマンはヨルダンの北部にあります。最後は南部のワディラム砂漠に行く予定ですので、徐々に南下してゆくことになります。

アンマン市内のル・グランホテルに2泊して今日はホテルを引き払います。
その前にアンマン市内見物。まずはヨルダン博物館へと言ってはみたものの、9時開館のはずが、今週から9:30開館になったとのこと。現地ガイドもキョトンとしています。
それでは時間つぶしを、ということで、シーク(市場)見学とまたまたローマ劇場の見物。
市場の野菜売り場はその1で写真を掲載しました。乾燥果実の店はこんな感じです。
画像


日本人のおばさん達も最初は遠慮がちに試食していましたが、店主が何もいわないとみるや、おばさんパワーを発揮。手当たり次第に食べ始めます。ヨルダンのおやじは太っ腹!
・・・というオイラも結構食べちゃった。これだけ食べたらもういいやとなるのですが、ま、そこは仁義を重んじる日本人。みなさん1キロ(900円くらいと安い)程度は買っていかれます。なかなかきれいな店で、手づかみで軽量するのかと思ったら、手をビニル袋に突っ込んでつかんでました。おまけにビニル袋はその場でヒートシール。ヨルダンというのは文明国なのです。
画像

画像


あんず、レーズン、イチジク、デーツ(なつめやし)、プルーンなどなど品数も豊富。オイラもついつい2キロほど買ってしまいました。いったい、誰が食べるんやろ。
こちらは日用品のお店
画像


その後は、例によってローマ人のお好きな日活ローマンぽる・・・・じゃなくて、ローマ劇場。ここのはでかい。
紀元150年頃に作られてほぼそのまま残っているとのこと。6000人収容ですのじゃ。
画像

画像

ま、しかし、はっきりいって、もう劇場はいいね。あきちゃった。舞台でベリーダンスでもやってくれりゃいいけどね。
ということで、ようやくヨルダン博物館へ・・・・・
博物館の前には貨物列車が展示してあります。
映画アラビアのロレンスで、ロレンスが砂漠を走る列車を爆破するシーンがありますね。「ね、といわれても見たことないよ」というひともいるかもしれませんが、そういう人はあっちにいってなさいね。
オイラはこの映画が好きで5回くらいみているかな。音楽がいいのだよね。昔の映画というのはどうしてあんなに音楽がよかったのかね「ひまわり」「シェルブールの雨傘」「ベンハー」・・・・・おっと横道にそれちゃった。

あの鉄道はオスマントルコが敷設した鉄道なんですね。そのころの貨車です。
画像

鉄道そのものは今でも現役です。

来てみてわかったことはトルコと同じく、歴史が石器時代からズーっとつながっていて、一つの国でいろいろなものが見られるということですね。トルコも4000年くらい昔のヒッタイト(現地では、ハっトゥッシャといってますが)の遺跡から、ギリシア、ローマ時代を経てビザンチン、セルジュクトルコ、オスマントルコそれから誰だっけトルコ再興の父、えーと、あそうそうケマルアタチュルクにいたるまで関連遺跡が見られるからね。イスラム国のトルコが経済発展しているのは、政治と宗教を分離しちゃったアタチュルクがえらかったんだね。

あーまた横道にそれてるがな。

ヨルダンは7000年以上も前から人が住みつき、メソポタミアが隣だからね。博物館には7000年前の人形が展示されています。双頭の人形です。
画像

年代を考えるとなかなかの作品です。世界最古の人形(ひとがた)と言われてます。アインちゃんとガザルちゃん。
そのほか「20世紀最大の考古学的発見」といわれる死海文書もレプリカではなく生のまま展示されてます。

当時の聖書の写本らしいですが、銅板に書き込まれて巻物にして・・・・
画像

こんな壺にいれられていたそうです。
画像

そのほか、あきらかにギリシアの影響を受けたと思われる女神像や
画像

こんなラクダの絵も
画像

期待以上におもしろい博物館でした。あまり大きくなくて疲れなかったし(笑)・・・・・

さてアンマンを後にしまして、マダバという町のセントジョージ教会です。ここは、床のモザイク地図が有名。
紀元560年というから日本に仏教が伝わったころの地図ですね。

画像

ギリシア正教の教会のようですね。カトリックなどは聖人の頭上には輪っかがありますが、正教の場合は円盤状です。
画像

画像


この地図はモザイク片が200万個つかわれていたそうです。かなりはがれていますけどね。
画像

画像

地図の絵が外の看板にあります。
画像

ヨルダン川が死海に注いでいる部分で、塩分に驚いて、魚が引き返しているところが、可愛くておもしろい。
画像

ナイル川とエジプトも描かれています。
画像


さて・・・と、お次は山です。やま。 
ネボ山という山なんですがね。
えーと、皆さんはモーゼの「十戒」という映画はご存知ですよね。チャールトンヘストン主演でモーゼ役。ユルブリンナーがエジプトの王様役とやっていて・・・・
えーーー!知らない?あの海が割れるやつよ。十戒といいながら、3回しか見てないけどね。長いからね。
CGのない時代によくあんな映画を作ったよね。噴水が全部血になる場面とか・・・・
ほんとに?知らないの?・・・・・もう、あっちに行ってなさい。「しっしっ」

あの映画モーゼがヘブライの人たちを率いてエジプトから逃げてきて、みんなに、神のお告げの「十戒」を教えて後は君たちで頑張りなさい。おれはもう歳だから、ここで神に仕えて余生を送る。
とみんなと別れる場面がありますが、あれがこの山、ネボ山なんですね。その後、モーゼはこの地で亡くなったそうな。ほんとかどうか知りませんよ。宗教は信者を増やすためには平気でうそをつくからね。

これがその山の上の教会の入り口
画像

山の上からの眺め
画像

画像

古い協会の遺跡の上に建てられた新しい協会
画像

画像

古い協会の遺跡が見られるようになっています。
画像

画像



お昼も過ぎたので、途中のレストランでこんなものを食べました。またまた羊です。
画像

画像


あとは、死海にむかってバスはどんどこどんどこ。
モーベンピック・スパ・アンド・シーというホテルに投宿。

ロビーでぼーっとしていると日本では5歳のチコちゃんが出てきて「ぼーっと生きてんじゃねーよ!」と怒りますが、
ここでは、
こんなおじさんが出てきて
画像

画像

ウエルカムドリンクを出してくれます。

横ではなんちゃってチョコレートファウンテンも・・・・

画像


画像



もう16時を過ぎておりますので、早く死海に入らなくちゃと気ははやりつつも、タダのものはしっかりと食べて。

「いざ!出陣」みなのもの死海へと急げや急げ

真水のプールなどわき目もふらず(・・・といいながら、写真とっとるやないけ)
画像

人影もなくなったビーチも通り抜け(そりゃそうだよね、11月の夕方だもの)
画像


それでもいくつかのグループははいってました。
画像


ま、ね。死海の写真というと、浮かびながら新聞読んだり、雑誌読んだりしている写真をよくみますけどね。
はっきり言って「ほんまでっか?」と疑っておったわけですよ。浅瀬でお尻ついてんのとちゃう?

とにかく、この目で、この体で体験しないことには「わしゃ信用せんけんね」と思っておったわけです。

画像


ドボドボドボと入っていきますってえと。
画像


見事に80Kgの巨体が浮くじゃござんせんか。
へーすごいものだね。
新聞を読む写真を撮ろうと、新聞もってはいった女の子は見事にひっくり返って新聞がびしょびしょになってましたけどね。

なにしろ、塩分濃度30%だってんですから、目に入らないように、傷のある人も気をつけないといけません。
制限時間は15分。
あまりはいっていますと、浸透圧の関係で浅漬け状態になりますし、そのまま上がって寝たら、翌朝には「一夜干し」になりますので、すぐに真水のシャワーを浴びないといけません。

浮くというのが分かったので、こんなものは死海もいらない、1回でいいね。


この記事へのコメント

浜えくせる
2018年11月27日 01:48
死海で水浴して浮力の人体実験、面白そうですがうっかり塩水を飲んだら大変ですね。

日本では最近足湯が各地にありますが、塩分30%のプールはないですね。干物になりたい人、歓迎!の看板も用意したりして・・・。
浜えくせる
2018年11月27日 01:53
浜えくせるは、中東もアフリカもいいたことがありませんが、訪問してきた知人からダーツ、イチジク等の干した果物を貰うことがあります。

砂漠を横断する時などの貴重な食糧なんでしょうね。
2018年11月27日 08:13
たしかに、ナツメヤシの乾燥したものなんてのは、エネルギーもありそうだし、日持ちもしそうだから、いざという時の貴重な食糧でしょうね。
中東というのは、ずっと住むとあきるかもしれませんが、日本とはまったく違う気候風土なので、旅行としてのお得感(対費用効果)はあります。調子に乗って次回はエジプトあたりに行ってみたいものです。
ただ、この歳になって、エコノミーでドーハ経由というのはさすがにつらいものがありますので、何か金儲けのネタはないかと・・・・株も下がってきましたしね。IPOの抽選にあたれば3,40万くらいはもうかりますが、なかなかあたりませんしね。アルバイトだと思ってひたすら申し込むしか・・・