銃天国アメリカ

もう2か月くらい前になりますかね。フロリダの高校で銃乱射事件が起きて・・・17人くらいがなくなったんだね。


ま、あれだけだと、いまさら驚きもしないけどね。アメリカってのは、国民の40%が銃を持っていて、年間3万人が銃で死んでいるというのだからね、いちいち驚いていたらきりがない。

学校での銃撃事件だってこの5年間で290件だというのだから、平均58件/年ですか。毎週1件以上の学校銃撃事件が起きている勘定だね。

だから、いまさら驚きもしないのだけれど、今回の事件で笑っちゃったのは、トランプ大統領が遺族の父兄と面談していて「学校の銃撃事件を抑えるためには、教師にもっと銃を持たせる必要がある。ボーナスを払ってでも、もっと射撃の研修を受けさせよう」と言ったことだね。
笑っちゃうけど、本気で言っていると思うと、笑った顔が引きつるね。

スリングショットっていうのか、昔、子供の頃、パチンコって言っていたけどね。Y字型でゴムがついていて、石なんかを飛ばすやつ。オイラなんかいまでもあれをみると欲しくなるものね。
中学生の頃、西部劇が流行っていて、デリンジャーだ、スミスアンドウエッスン、コルトだとかやたらと銃の情報が少年雑誌にも出ていたっけ。

むかし、庭にきた小鳥を狙って野良猫がくるので(中には飼い猫もいるかもしれないけど)、追い払うのにこんなピストルのおもちゃを買いました。
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プラスチックの丸い玉だから、当たっても「ぽてっ」というだけですが、ネコはびっくりして逃げていきます。面白いのは、しばらくすると戻ってきて、「いまのはなんだったんだろう?」と周りを探索するんですね。しかも7mくらいの距離なんだけど、「なんだかわかんないけど、どうもこいつが怪しいな」とこちらを睨みつけて去っていきます。

そのうち、弾もなくなって、しかもいちいち撃つよりも、周りに外国製の香水を撒くほうが効果があるとわかって、今は使っていませんけどね。昔は海外土産といえば香水(および酒・タバコ)という時代があって、しかも外国製のやつはブランド物でも下品な匂いのやつが多く、そのままになっているのがあるので、ネコ避けに使ってます。

それでも、このおもちゃのピストルを見ていると、撃ちたくなってくるんだよね。不思議なもので・・・・
ま、だからあまり武器は持たないほうがいいと思うのであります。

アメリカには、全米ライフル協会NRAというやっかいな団体があって、上院・下院議員の60%以上がこのNRAの献金を受けているというから、驚きますね。
だから銃規制の論議が出てもぜんぜん法制化されないということになっております。

このNRAの標語というか、スローガンがすごい。
 「Gun don't kill people,people kill people!」銃が人を殺すんではなくて、人が人を殺すんだ。
ま、確かにそうだけどね。

またあの時、NRAの副会長のなんとかというおっさんが、「To stop a bad guy with a gun, it takes agood guy with gun.」なんて言ってましたね。つまり、銃を持った悪い奴をやめさせるためには、銃を持った良いやつが必要だ、というわけね。

結局、銃を持つということが前提にすべての議論が始まっておるわけです。

こういう議論をすると必ず出てくるのが、「西部開拓史」みたいな話で、みんな個人で身を守らなければならなかったんだという話が出てくるのですがね。
そんなことを行ったらどんな国でも歴史的にそれぞれが武器を持っていた時代があったわけで、日本でも秀吉の「刀狩り」とか、大阪夏の陣が終った後の「元和偃武」とか、武士はともかく一般市民の武器は取り上げちゃったんだけどね。
「昔は大変だったんだから」なんて理由でいまでも銃を簡単に買えるのはアメリカくらいなものじゃないのかな。

1791年に制定された憲法の修正第2条とかいうのに、一般市民が銃をもつ自由を保証しているらしいのだけどね。この憲法を改正されたくないから、NRAも必死に献金してるんだね。

去年、アメリカの田舎町で釣り用のルアーを買おうかなと入った店が銃も売っていて、ライフルなんて2万円くらいで売ってるんだね。マシンガンも普通に並べてあってビックらこいたね。

ま、現実に40%の市民が銃を持っていても、週一の学校射撃事件は起こっているわけだから、先生が銃を持ったところで、こんどはもっと高性能なマシンガンを持ってくるやつがいたり、先生の中にもおかしなやつが出てきて撃ったりするかもしれないから、切りがないよね。

にわとりが先か卵が先かなんて言ってないで、鶏も卵も食べてしまえば、事件は少なくなると思うけど・・・

この記事へのコメント

浜えくせる
2018年04月04日 06:48
原則、銃を所有できない日本と所有できる国とで、論理がかみ合わないのは、仕方ないかもしれませんね。
1970年代、ブラジル駐在時日系人向けサンパウロ新聞に載っていた記事で「日系人の経営しているレストランに銃を持った強盗が入ってきて、店内の客を脅して金を奪っていった。レストランの主人が強盗を追いかけて行って、路上で射殺し、主人は英雄として称賛された」とのニュース。
またスポーツ店で銃は容易に購入可能で、銃弾の購入数のみ、月に何発と購入数の制限があった。
ブラジル駐在中、私は銃を所持しなかったが、護身用やオオトカゲなどの捕獲のため、所持していた駐在員もいました。
都会のタクシードライバーは護身用にほとんど所持しているのでは。
銀行や大型スーパーでは実弾入り銃を携帯したガードマンがおり、強盗や万引き犯も命懸けである。
はたやん
2018年04月04日 07:26
自分の本当に古い体験では・・・、

①¥360-/弗の時代の50年前になりますが、寄港したワシントン州では、外国人の自分でも普通にピストルを販売してくれると言うのでびっくりで‼

②フイリピンのセブ島に寄港した時も、自分が持っていた電気計算尺:当時では3千数百円を見つけた現地人が、ピストルを見せて交換してくれと持ち掛けられましたが、日本では絶対不味いと言うと、大きなパイナップル缶詰・6個を持ってきたので交換したことがありました‼
2018年04月04日 10:00
ははは・・・ブラジルはすごかったでしょうね。しばらく赴任していた知人が、つねに胸のポケットに1万円くらいいれていて、ホールドアップと言われたら、それを素直に出していたと言ってましたが・・・タクシードライバーも拳銃を持っていても敵が後ろにいたら不利ですね。オオトカゲ捕獲用?たべるのでしょうか?太ももなんかはうまそうですけどね。
2018年04月04日 10:05
電気計算尺?そろばんの横に電卓のついたのは見たことがありますが、計算尺の横に電卓が?あるいは目盛りが電気表示されるのでしょうか。ともかく、ピストルと交換してくれというのはおもしろいですね。ヤクザな生活から足を洗って、正業につきたいということですかね(笑)それにしてもパイナップルの缶詰と交換とは。もっとも当時はパイナップルの缶詰というのも日本では高価でしたけどね。
2018年04月05日 08:14
えーと、せっかく教えていただいたサイトはクリックしてもうまく飛べませんが、ようするに電気工学用の計算尺のことでしょうか。風船屋はヘンミの土木工学用計算尺を愛用しておりました。それとタイガー計算機ですね。ガシャガシャ回して、暗算が苦手だったので、「なんて便利なものだ」と感動しましたが・・・いまは1000円程度の電卓で、小数点つきベキ乗も計算できて、信じられない世の中になりましたね。