うしまど、うしまど~

♪うしまど~うしまど~電気のことならうしまど電気。
またまた馬鹿な歌を歌っておりますが、岡山港に14:30頃について、牛窓港を目指しました。


なぜ、牛窓港なのか?
むかし高橋治の小説を読んでいた時に、牛窓港が出てきて、なかなかひなびたいい港という印象があったものですから、ちょっと寄ってみようかと思ったのでごぜえます。

備前長船で、刀をみて、備前焼などを見て走るのが、ま、一番まともなコースなのかもしれませんが、こんなことでもない限り、牛窓なんて行かないでしょうしね。

走ってみればわずか20Km程度の距離なんですが、意外とアップダウンがあって、なかなかつかれる道でした。
しかも岡山港から直線で走ることができないで、大きな川が吉井川とか2本ありまして、その都度上流にさかのぼって橋を渡らないといけないので、精神的な徒労感もあります。

牛窓町にはいったところに歓迎看板が出ていて「ようこそ!日本のエーゲ海へ」と書いてありまして、一瞬、いやーな予感がしたのですが・・・・

その予感は当たりまして、わがこころの牛窓港はこんな感じでした。
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なんだか、漁船なんてほとんど見当たりません。プレジャーボートばっかり。
港にいたもと漁師風のおじさんに聞くと、「最近は遊漁船と遊びの船が多くなっちゃったね。大阪あたりから週末にくるひとも結構いるみたいよ」とのこと。

がっかり。

ジュディオングなんかが出てきて、「ザ ウィンド イズ ブロウイング フロム エージア」なんてエーゲ海を前面に押し出せばそれはそれでいいのだけど、町並みはまだまだ古い町並みで中途半端。

オイラが止まった旅館も、おやじさんが自分でもっている船で釣ってきた魚がでたり、それはそれでいいのだけど、トイレがなんといまどき、ドボン式。
部屋が2階だったから、おつりがくる心配もなく、「ヒューどぼん」と久しぶりの海上爆撃はおもしろかったですが・・

エーゲ海にはほど遠い。

宿泊者は2人だけで、もうひとりは、大阪の金属板加工職人というかマイスターというか、そういう方でIGさん。

土・日の2日間、「牛窓クラフト散歩」というイベントが開催されて、全国から、陶芸家・彫刻家、なんとかかんと家などが集まり、シャッター通りとなった(シャッターなどある通りではありませんが)古い店舗を借りて展示しているとのこと。

10時オープンですので、9時にはいますから、ちょっと見に来ませんかと誘われて、言ってみたのですが、9時にんってもマイスターはお出ましにならず、オイラも先を急ぐので、失礼して出発。
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オープン1時間前なのでまだ関係者がうろうろしているだけ・・・
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歯医者さんが他の場所に引っ越した後の建物も利用しています。右からの横書きが時代を表していますね。
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なかなか可愛い犬がいました。ジャックラッセルかな?
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ま、そんなこんなで8時出発予定が9時過ぎとなり、えいこらさっさと漕ぎまして、ついたところが備前長船。


えーと、ここでどうでもいいトリビアです。
岡山県のあたり、昔、吉備真備という官僚がいましたね。その出身地を吉備国と呼んでおりました。
その都に近い方が備前、岡山市のあたりを備中と呼んでいたわけです。
それでは備後(びんご)はどのあたりでしょう。
広島の三島のあたり?ぴんぽーん正解です。ビンゴ!
(あぁ、また馬鹿なことを書いてしまった)

備前長船といえば、数々の名刀を生んだところですね。
刀剣博物館というのがあります。
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オイラは刀剣のことはまったく素人で、こんなものをみてもじぇんじぇんわかんないのだけどね。
備前長船兼光という刀匠は有名ですね。
むかし、福島正則がひとめぼれして、「この刀を譲ってくれ」と頼んだところ、兼光は断ったらしいのですね。それでも欲しい福島は無理矢理強奪して帰ったという逸話があります。ま、賤ケ岳7本槍のひとりで、秀吉の部下として当時は権勢を誇っていただろうからね。
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あとは波紋がどうで、こうでというくらいで、切らせてくれればともかくも、見ているだけでは良さとか違いがわかりません。
そんな中でちょっと変わった刃先の刀がありました。
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普通の刀と違って切っ先が、鉾のように両刃になってます。
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それがどうしたといわれると、どうもしませんとしかいいようがないですけどね。

おもしろかったのはこれ。
中子というか柄本が持てるようになっていて、刀の重さを体感しましょうという展示。
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4Kgほどの玉鋼を鍛えて、鍛えて不純物を除いて、最後は1Kgくらいになるらしい。
へえ、1KGとは・・・意外と軽いんだね。と思って持ってみると、長さが長いから、手元にかかるモーメントはけっこう大きい。
うーここまできたら、なにか切ってみたいなぁ・・・・

戦争というのは意外とこんな単純な面もあるのではないかなぁ・・・
刀を持つと、切ってみたくなる、鉄砲をもつと撃ってみたくなる、核兵器のボタンがあると押してみたくなる・・・なんてね。

さてお次は10kmくらいはしりまして、備前焼で有名な伊部(いんべ)。ここの備前焼ミュージアムを見学。
刀剣美術館は写真撮影はOKだったけど、ここは室内撮影NG。
部屋の外から・・・・こんな感じの展示です。
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姑息なズームで・・・って反則技だね。
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しかし、日本の美術館ってのはどうして、撮影禁止のところが多いのだろうね。減るものじゃあるまいし・・・
「え?減るの?」
なーんてそんな馬鹿なことはないね。
ルーブルなんかは、「もう、どんどん撮っちゃってください。模写でもなんでも。そして芸術の発展に貢献してください」という立派な了見だったけどね。
もっともオイラが撮影しても美術の発展にはなんの影響もないけどね。

後は播州赤穂

別にとくに見たいというわけではないけど、ま、通り道だからね。行きがけの駄賃。
赤穂といえば忠臣蔵。赤穂城の明け渡しですな。
これがその赤穂城。
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こちらは「遅かりし由良助」で有名な、大星由良助の屋敷。
あ、違った由良助は浄瑠璃だったね。大石内蔵助か。
さすが筆頭国家老だけあって、立派な長屋門。
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住居跡が、大石神社になっています。
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「大願成就」をうたい文句にしています。そりゃそうだわな。
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オイラもなにかお願いしよう。
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えーと、大願ね。大願、大願と・・・・
「すみません。小願でもいいですか?極小願は?」

今夜のお泊りは相生(あいおい)ですね。
この町は、新幹線も止まっているけど、なにかあるのかね。
姫路よりは安いだろうと、あいおいステーションホテルってところに泊まったけど、朝食付きで5500円。
安いね。

相生ってのはペーロン祭りってのがあるらしいけど、他になにもなさそうだったよ。

「あいおい はべり、 いまそかり」なんちゃってね。

いやいやなんでもないです。ははは・・・

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