イベリコ豚

江戸で生まれて江戸で育てば「江戸っ子」、浪速で生まれて育てば「浪速っ子」、博多で生まれて育てば「博多っ子」ってわけだね。


フィンランドには、「マリメッコ」、イベリア半島には「イベリッコ?」

イベリコ豚というのが、10年くらい前から話題になって、最近はわりと食べる機会が多くなってきました。

スペインで、ドングリばっかり食べさせて育てた豚で、ものすごくおいしいという触れ込みなんですがね。

日本のこんなレストランでも食べられるほど、スペインってドングリだらけなんかい?という疑問はあるわけですね。

オイラのようなボンビー爺いでも手の出る値段でね。イベリコ豚のステーキなんて食えるもんですかねえという疑問はあったわけですよ。
しかも「うん、たしかにおいしい」というものもあるけど、「うん?そこらへんのと大して変わんねど」というのもあるのですね。
調理の技術ちゅうのもあるでしょうけどね。

よくよく聞いてみたら、別にドングリを食べていなくても「イベリコ豚」と名乗ってもいいらしいのよね。

「なーんだ」

スペイン語で豚のことはセルドというらしいのよね。知らんけど。だからセルド イベリコというとイベリコ豚のことなのよね。

ま、世界にはハンガリーのマンガリッツァ豚なんてイベリコよりうまいよと言われている豚もありますが、

食用にされている豚の品種としては、

  大ヨークシャー =発育は早い
  中ヨークシャー =胴に厚みがあって、肉量が多い

  ランドレース  =多産である
  デュロック   =大きい
  バークシャー =いわゆる黒豚。肉・脂肪の味がよい。薩摩黒豚とか、沖縄アグー豚もこの系統。

 この種類を適当に掛け合わせて、3種類掛け合わせた「3元豚」とか特徴のある品種も出てきております。

さーて、お立合い。
イベリコ豚の定義といいますと・・・・
①母豚が純イベリコ種であること。
②父親が純イベリコ種あるいは50%以上のイベリコ血統であること。
③父豚は純イベリコ種あるいはデュロック種であること

が、まずは基本の血統基準らしい。

その子供が毎年大体8月前後に生まれて→3か月で選別にかけて→1年後に再び選別して→選ばれたものにだけドングリを食べさせる

・・・というわけで、出荷まで2年がかりなわけです。

そのほかに、セボといわれるイベリコ豚がいて、

 ①純イベリコの母と父から生まれてドングリではなく、穀物で育てられたもの。これは10か月で出荷。
 ②純イベリコの母と純デュロックの父から生まれて、穀物で育てられたもの。これも10か月で出荷。

聞いただけで、うろ覚えなんだけどイベリコ・ベジョータといわれるドングリ育ちのやつは5%くらいらしいのよね。

それらのほとんどは、ハモン・イベリコといわれるイベリコの生ハムに使われて、日本の片隅のレストランにまで調理用としては回ってこないらしいよ。
もっとも料理人の世界は、思わぬところで、思わぬコネがあるから、本当のイベリコ・ベジョータもあるだろうけどね。

オイラの食べるようなのは、大体がセボで、血統としてはイベリコの血が混じっているけれども、ドングリは食べさせてもらってないということだね。

それでも、おいしいのはおいしいんだよね。
ま、肉というのは(魚もそうだけど)捌きかた、捌いた後の保存、輸送、料理の仕方によって全然違うからね。

・・・・ということで、歳のせいか、最近豚肉がおいしいなぁと思っているGGでございます。

話は違いますが・・・・
ニュージーランドの野生種のクネクネ豚。
毛むくじゃらの変な模様の、愛想のない豚でした。
もっとクネクネと媚びをうってくるのかと思いましたが・・・・
2年前のNZ自転車旅行の時の写真です。
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この記事へのコメント

sazae3
2017年02月02日 06:45
5~6年前に勤務していた場所から近い場所にサボテン?だったかな?お店の名前を度忘れしていますが、お弁当屋さんの「イぺりコ豚」のお弁当が美味しくて買いに行っていましたが、ある一定の期間が過ぎると「イペリコ豚のお弁当はありません」と張り紙ある時期だけの限定でした。聞くと「イペリコ豚が無くなりました」と言われたころのほうが本当美味しかったです。調理の仕方も良かったのでしょうけれどそれ以来イペリコ豚のファンになっておりました。最近はいつでもスーパーに並んでいて?不思議に思っていました・・・・そういう事だったのか・・・といろいろと種類があるのですね。納得いたしました。

2017年02月02日 12:22
一時期でもイベリコの弁当を食べられたというのはラッキーでしたね。普通の豚でもきちんと処理されたものはおいしいですけどね。一度は、これが本当のほんまもんです、ドングリ豚、イベリコ・ペジョータですというのを、シンプルに塩と胡椒だけで食べて見たいものです。