八幡サイクリング

天気が良かったので、ちょいと輪行してきました。


市川市八幡。京成では、「京成八幡」駅、JRでは「本八幡」駅、地下鉄でも「本八幡」駅と路線が3つも近接しているというぜいたくな町。おかげで住民の数が増えているらしい。

以前に、京成八幡駅前の「大黒屋」ってのが、永井荷風が好んで通って「かつ丼」を食べていたらしいので、行ったことはあるのだけどね。おぼっちゃん育ちの荷風が死ぬ直前まで食べていたというから、どんなかつ丼か食べて見たら、ま、それほど印象に残るものではなかったので、そのまま帰ってきました。
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その時に、八幡の名前のもとになった「葛飾八幡宮」に挨拶もしないで帰ってきたものだから、義理堅いオイラとしては改めてご挨拶に来たということです。自転車かついで・・・・

京成八幡の駅でおります。
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ほほいのほい、チョチョイのチョイと瞬くうちに組みあがりまして・・・・
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「さあ、出発」

ひとこぎ、ふたこぎしたら、もう着いてしまいました。「葛飾八幡宮」
600mくらいなんだよね。はは・・・・・
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脇を京成本線が通ってますので、電車の中から鳥居が見えます。
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朱色の山門。随順門とか言ったかな。
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中には仁王様の代わりに「右大臣」と「左大臣」などが並んでいます。
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山門を入ると、拝殿を写生している人たちがワンサカといます。
オイラを描いてもいいよ。
なんなら脱ごうか?
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こちらがその拝殿。たしかにきれいな建物です。
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右側には「天然記念物 千本イチョウ」。樹齢1200年だって。
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やっぱり迫力あるね。ははーっ まいりました。
大きな気根、垂乳ともいいます。ま、言わば巨乳だな。言わなくてもいいけど。
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源頼朝が伊豆で挙兵して、負け戦。千葉氏などを頼って逃げて来た時に、馬をつなぎとめた「駒とめ石」
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さて、この八幡宮と並んで「大江戸図絵」に書かれているのが、不知森神社。
いまは、こんなに小さくなってしまいましたが、昔は大きな森で、いったんはいると絶対に出てこれなかったという森で、禁足地でした。
土地の人たちは、子供のころも絶対にはいらなかったそうです。
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広辞苑にも「八幡の藪しらず」と出ているようです。
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不知森(しらずもり)神社
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今はもう、「はいっていいよ」と言われてもはいれません。よほど細身の人でないと。
向こうのほうに、2,3体、白骨死体が見えます。別名「千葉の青木樹海」と言われております。(うそです)
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駅のほうにもどってきまして、京成八幡とJR本八幡の駅の間にある喫茶店「蛍明舎」
なかなかしゃれた名前です。
ちょっとはいってみませう。
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とってもシックな内装です。調度品もなかなかいい。
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マスターにコーヒーと自家製ケーキの杏子トルテを注文。
「コーヒーを落とすのに15分くらいかかりますけどいいですか」と言われますが
「いいよいいよ急ぐ旅ではありませんので」

ドリップでゆっくり抽出して、いったん容器に移し、マリアージュして再度加熱するらしい。
中世のおフランスのやりかた。
本を読んでいる間に出来上がりました。
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期待していなかったけど、自家製アンズトルテなかなかいけます。
コーヒーはおいしいけど、違いはあまりよくわかりませなんだ。

喫茶店を出まして、お次は国道14号(かな?)千葉街道を中山方面に向かって走ります。

これは市川市のマンホール。何が書いてあるのか・・・・松の木か・・
そういえばこのあたりは昔は白砂青松だったらしいね。
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しばらく走りますと、中山法華経寺の案内板。
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左折するとすぐに参道ですが、おっと
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狭い道に車が多い

しかも途中に京成電鉄の踏切があって、電車が右から左から、前から後ろから、上から下から、ひっきりなしに来るので、待たされます。
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ようやく山門とうちゃこ。
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法華経寺ですから、門をくぐるときは「ホーホケキョ」と啼かないといけません。

「そうですよね?日蓮さん」
「喝っ!」
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重要文化財、大祖師堂。比翼入母屋造り。
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こちらの立派な建物は・・・・と
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へー「鬼子母神」を祀ってあるんだ・・
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日蓮さんと、鬼子母神とどういう関係があるのかわかりませんが、トコトコと上がっていきますと
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鬼子母神が祀ってありました。(当たり前か・・・)、ここは撮影禁止区域です。

おじさんが、ひとり。いきなり座ったかと思うと大きな声で「南無妙法蓮華経、なむみょうほうれんげきょう・・・」と真剣に唱え始めます。
ちょっと遊び半分で見にいった人間としては居づらくなって早々に退散。

五重塔の下には、こんな石が・・・・・
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国歌「君が代」の中に、♪千代に八千代に さざれ石の 巌となりて・・・・とありますが、
さざれ石(小さい石)が集まって大きな巌になる、これはその成長途上の石だそうな。
岐阜県から運んできたというようなことが書いてあります。
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高校の「地学」では大きな石が転がっていく間に小さく丸くなっていくなんてことを習いましたがね。

・・・・来年にきたら少し大きくなっているかな?

法華経寺を後にしまして、船橋方面に向かって走っていると、「うん?」

目の端になにかがチラリ。

このへんがオイラの独特の嗅覚というか、単なる食いしん坊というか・・・・

10mほど戻りまして、狭い道をはいりますと・・・・
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おーなかなかよさげな店ではないですか。

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洋食屋でのれんをくぐるというのは珍しいね。

よし、ここで、ちょっと遅めの昼食だ。

はいっていきますと、愛想のいいおばさんが出てきてこんにちは、ぼっちゃん一緒に遊びましょ。
じゃなかった「いらっしゃいませ」だ。

なかなかきれいな店です。
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庭には二羽にわとりが・・・・あ、またまちがった、庭の池には、コイだ、ソウギョだ、青魚だ、金魚だといっぱいお魚が・・・・
アルビノのソウギョもいたりして、見ていてあきない。
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ヒレカツを注文してしばらくおばさんと談笑。
「近頃の若い人たちは・・・」なんて年寄りの会話。

この店は創立して82年たつらしいよ。「へー老舗なんだ」

道理でなにか、落ち着いていると思った。

出てまいりました、ヒレカツ。
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おいしかったけど、オイラとしてはカラシがほしかったなぁ・・・
とんかつ屋じゃないからなぁ。

ま、しかし雰囲気はよかったし、こんなとこにこんな店があるとはね。

そのあと、有馬記念を直前に控えた中山競馬場の前を通りまして、船橋へと向かったのであります。
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この路線は、京成とJRの2路線に挟まれているので、なにも無理に自転車をもっていく必要はないね。
千葉街道は交通量も多いし、脇にはいると道が複雑だし、あまりサイクリングに適しているとはいいがたい。
電車と歩きで行けますね。

この記事へのコメント

C爺
2016年12月22日 09:03
いや~懐かしいですな~生まれは中山!ヒズメの音で育ち?悪友と切磋琢磨??したのが国府台、真間、本八幡、菅野でした。
JR駅前に映画館、ラーメン店、真間駅前に喫茶店「サニー」・・・Long time ago青春時代を思い出しました。
一度行ってみよう・・・その前に輪行バックGetしないとね(^O^))
2016年12月22日 12:47
幕張空襲の経験者と聞いていましたので、幕張のお生まれかと思っていましたが、市川でしたか。菅野なんて高級住宅地ではないですか。
事前申請もなしで、長老のシマを荒らしてすみませんでした。葛飾八幡宮の千本公孫樹もよかったし、日蓮とは関係ありませんが、法華経寺も静かで広くてなかなかいいところでした。