絹道報告(ウルムチ篇 その2)
ウルムチの新疆ウィグル民族博物館のミイラ篇は前回書きましたが、今回はその続きです。
ミイラの他にもいろいろと面白い展示があります。
これは埋葬品でしょうね。
これは鳩磨羅汁(くまらじゅう)、中国に本格的に仏教を伝えた最初の人です。
母親がインド人で父親が西域の人らしい。
鳩磨羅汁の翻訳した経典がいまでも使われていますが、三蔵法師の翻訳したものより、本質を良くとらえていると評価する仏教学者もおります。彼の翻訳した経典が中国を経て日本にも伝わったことを考えると日本にとっても影響の大きい人です。
このあたりの仏画は、顔がインドでもなく、目の細い中国顔でもなく、中間の顔で見ていてあきないです。
多分創世伝説にかかわる絵でしょう。下半身がからみあってます。
陶器もなかなかレベルの高いものです。
新疆ウィグルには45の少数民族が住んでいるので、それらの民族衣装、風俗が展示されています。
カザフ族、モンゴル族、ウズベク族、ロシア族、いろんな族がゾクゾクと出てきます。
11時過ぎに博物館を出まして、景勝地の「天池」というところに車を1時間半ほど走らせます。
なにしろ、天山山脈に登るのだから、暖かい服装でと言われていたのだけど、まさかこんなに寒いとは・・・・
本当は遊覧船に乗って景色を見たり、雪山の連峰を見たりするらしいのだけど、ガスが出てそれどころじゃありません。
みるみる雲が厚くなって、ついに雪まで降りました。ヒエー
なにしろ標高2000mだからね、この程度のことはあるのでしょうな。
なんとか、遊覧船を出させようとする現地ガイドの簾さんをあきらめさせて、山をおります。
途中でカザフ族のパオを訪問
なかなか、きれいに飾ってあります。
簡単なお茶菓子と、お茶をごちそうになって・・・・
こちらのお茶はミルクティですが、砂糖の代わりに、塩をいれて飲んでおります。これもなかなかいけます。
お茶を飲んでも、冷え切った体は温まらず、「もう帰ろうよ」
ウルムチ市内に帰ってまいりまして、レストランで火鍋を食べます。
火鍋と言えば、鍋の中を2つに仕切って辛いのと、辛くないのとひとつ鍋で食べるのが、日本などでもおなじみですが、こちらはひとり一鍋。事前に辛いのとか、辛くないのとか指定して自分の鍋を置いてもらうシステム。
当然、辛いのをお願いして、ようやく体があったまりました。
ミイラの他にもいろいろと面白い展示があります。
これは埋葬品でしょうね。
これは鳩磨羅汁(くまらじゅう)、中国に本格的に仏教を伝えた最初の人です。
母親がインド人で父親が西域の人らしい。
鳩磨羅汁の翻訳した経典がいまでも使われていますが、三蔵法師の翻訳したものより、本質を良くとらえていると評価する仏教学者もおります。彼の翻訳した経典が中国を経て日本にも伝わったことを考えると日本にとっても影響の大きい人です。
このあたりの仏画は、顔がインドでもなく、目の細い中国顔でもなく、中間の顔で見ていてあきないです。
多分創世伝説にかかわる絵でしょう。下半身がからみあってます。
陶器もなかなかレベルの高いものです。
新疆ウィグルには45の少数民族が住んでいるので、それらの民族衣装、風俗が展示されています。
カザフ族、モンゴル族、ウズベク族、ロシア族、いろんな族がゾクゾクと出てきます。
11時過ぎに博物館を出まして、景勝地の「天池」というところに車を1時間半ほど走らせます。
なにしろ、天山山脈に登るのだから、暖かい服装でと言われていたのだけど、まさかこんなに寒いとは・・・・
本当は遊覧船に乗って景色を見たり、雪山の連峰を見たりするらしいのだけど、ガスが出てそれどころじゃありません。
みるみる雲が厚くなって、ついに雪まで降りました。ヒエー
なにしろ標高2000mだからね、この程度のことはあるのでしょうな。
なんとか、遊覧船を出させようとする現地ガイドの簾さんをあきらめさせて、山をおります。
途中でカザフ族のパオを訪問
なかなか、きれいに飾ってあります。
簡単なお茶菓子と、お茶をごちそうになって・・・・
こちらのお茶はミルクティですが、砂糖の代わりに、塩をいれて飲んでおります。これもなかなかいけます。
お茶を飲んでも、冷え切った体は温まらず、「もう帰ろうよ」
ウルムチ市内に帰ってまいりまして、レストランで火鍋を食べます。
火鍋と言えば、鍋の中を2つに仕切って辛いのと、辛くないのとひとつ鍋で食べるのが、日本などでもおなじみですが、こちらはひとり一鍋。事前に辛いのとか、辛くないのとか指定して自分の鍋を置いてもらうシステム。
当然、辛いのをお願いして、ようやく体があったまりました。
この記事へのコメント
温故知新の世界ですね。
空海さんは遣唐使として西安までは行ったようですが、早く日本に帰国して密教を広める重責があったようです。