立つと立たん?

え?立つと立たん?そらえらいことですなぁ。

立つと立たんのやったら、寝てやるしかないですな。48手の表裏・・・


あ、またもうちょっとで下ネタに走るとこやった。

違うんですよ。いえね、話といいますのは、作家の近藤史恵さん。
自転車好きの人なら既にご存じかと思いますが、以前はミステリーとか時代ものとかいろいろ手を出しておられたのですが、このところ自転車レースを舞台にした小説をお書きになってなかなかおもしろいのでございます。
「サクリファイス」、「エデン」「サバイブ」「キアズマ」の4部作ですね。なかなか自転車レースの内幕を取材しておもしろい小説でした。

その近藤史恵さんのシェフものが最近、文庫になりまして、「タルト・タタンの夢」と「ヴァン・ショーをあなたに」という”ビストロ・パ・マル”シリーズが出ております。
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ビストロ「パ・マル」というフレンチの店のオーナーシェフが、いろいろな謎を解くという、ミステリーというほどでもないのですが、ま、謎とき物語。
ミステリーといいましても、別に殺人もなく、恐喝もなく、スリルとサスペンスは全くなく、料理とワインはふんだんにありますが・・・、例えばいつも仲良く食事に来ていた夫婦が最近旦那がひとりでくるようになった、一体何があったのだろうかとか・・・・
ま、「オレは忙しいんだからそんなつまらない話には興味がないぞ」という人にはお勧めしませんけどね。
ヒマ潰しには丁度いいです。短編のよせ集めだから、途中で邪魔がはいっても差し支えないです。


この1作目の「タルト・タタン」を「立つと立たん」と読み間違えた、あわてものの爺いがいたというわけです。

昔、むかし、タタン家の姉妹がタタンホテルを経営しておりまして、デザートを作るのが時間がないので、リンゴをばばっと敷き詰めて、その上に小麦粉ほかをどどっと投げ入れて、焼いたタルトなのでありますね。
洋菓子というのはザッハトルテのように、ホテルの名前を冠したのがありますね。

このタルト・タタン、意外と売っていないのです。お江戸にいけば売っているのでしょうが、千葉の田舎町ではなかなか・・・・
簡単過ぎて、売り物にならないのか・・・・

・・・・というようなわけで、自分で作ってみようかなっと

まずは、取り出だしましたるリンゴ2個。大きいリンゴであれば1個でもいいでしょう。
リンゴでなくても、オレンジでもレモンでも、梨とか、桃などのコンポートでもいいのですけどね。

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3分の2くらいをサイコロ切りにします。
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フライパンに砂糖を大さじ3杯くらい、水をちょいと大さじ1くらいかな。
溶かして、バターをちょっといれます。
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砂糖と水が溶けあったところにバターを「それ行け!バター」
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混ざり合ったら、リンゴをごろごろっといれます。
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カシャカシャかきまわしまして・・・・
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茶色に焼けてきたら・・・・
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皿に移して、粗熱を取ります。
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ここで、レモンをいれてもいいし、いれなくてもいい。
我が家はいま、瀬戸内の青レモンが段ボール一杯あるという特殊事情がありますので、とにかく隙さえあればレモンをいれます。
相手が嫌がっても「まぁまぁそうおっしゃらずに・・・・」ご飯にいれたり・・・(意外とおいしい)

さて、お次はホットケーキミックスの粉100gに卵1個、水適当、50ccくらいをいれて捏ねます。
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そこにさきほどのリンゴの砂糖煮をいれます。
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残りのリンゴを薄く切ります。
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ここで、性格のきっちりした人は、次に使う炊飯器の底に合わせて切ればいいのですが、あいにくオイラはきっちりした人ではないので、適当。

そのリンゴの切片を電気炊飯器の底に敷き詰めます。
(写真は3合炊き)
その前にハチミツを塗っておくと、あとあとの照りがきれいですが、なくてもいいし、後から塗ってもOKでしょう。
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敷き詰めたリンゴの上に、さきほどのリンゴ入りのホットケーキミックスをどどどっと入れます。
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炊飯器にセットして、フタを閉めてから炊飯スタート!
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水分が少ないので、米として炊飯しても早い時間で保温状態になります。
パン焼き機能のある炊飯器でパンモードにしてもいいですけど、どうせ中途半端な時間に切れますからご飯モードでいいでしょう。

ご飯の時は「はじめチョロチョロ、なかパッパッ、赤子なくともフタ取るな」と言われますが、ご飯ではないので、保温状態になったところでちょっと覗いてみて、足りないようだと、後30分ほど焼いて、保温30分くらい。
赤子が泣こうが、婆ぁが喚こうが、爺いが咳こもうが必要に応じてフタをあけて食べてみてチェックしましょう。

ちょっとつまんで食べてみても、出す時に裏返すので、ぜんぜん外観には問題ありません。

ま、こんなものかな?
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内がまを取り出しまして(やけどしないようにね)、天地返しで、ドサッとあけます。
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はい!できあがり。
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なんちゃってタルトタタンでございました。

熱々を食べても「うまし!」
冷えても味がなじんで「うまし!」


この記事へのコメント

C爺
2015年10月27日 16:31
近藤史恵・・推理作家??知らなんだ!知らなんだ!でした、
そのふみえおばちゃんが自転車の小説を、これも推理小説に?
「立つと立たん」?料理も謎解きながら出来ちゃうのですね、さすがGGさんですわ!

2015年10月27日 19:14
自転車の方は、推理仕立てではありません。サクリファイスはエースを勝たせるために周囲の人間が犠牲となる文字通りのサクリファイスの内幕を描きだしていたような記憶が・・・もう何年も前に呼んだので詳細は忘れましたけどね(笑)。なかなか面白かったと思います。
sazae3
2015年10月27日 19:23
樽と多端では無くて「タルトタタン」のレシピが欲しくて、只今印刷しました。全部で10ページの中の2/10~9/10までです。どのページの頭にも何と「立つと立たん?風船屋ブログ」なんて出てきちゃってぇ・・・参った参ったぁ・・・消さなくっちゃ・・孫には見せられへんわ!なんや?この言葉は??
2015年10月27日 19:37
え?まさか「タルトタタン」で検索しても「立つと立たん」は出てこないでしょう?
事情はよくわかりませんが、とりあえずすみません。(笑)
レシピは風船屋のブログで完璧だと思いますけどね。
富高18田中玉明
2015年10月27日 19:42
立つと立たんまではついていけましたが、料理も素晴らしい、また覗きに来ます。
2015年10月27日 21:45
ホットケーキミックスとリンゴを炊飯器に放り込んだだけで、料理というほどのものでもないですけどね。簡単な割には割りとおいしいですよ。ヒマな時にトライしてみてください。
sazae3
2015年10月28日 16:50
作りましたよ!・・簡単なので孫にも教えたいと思っています。小さな炊飯器が眠っていますしたので、それを専用にしています。子供たちも自分でできますので喜ぶのではないかと・・。
2015年10月28日 21:05
小さな炊飯器があってよかったですね。
ホットケーキだけでもおいしいのに、そこにリンゴをいれてマズくなるわけがありませんからね。