どうします?メゴチ

メゴチといいましても、見たことのない人も多いのじゃないでしょうか。天ぷら屋で、メゴチの天ぷらを食べたことはあっても、丸のまま見たことのある人はどれだけいるでしょう。

キス釣りが好きで、1シーズンには必ず1回は行かないと気が済まないというGGなんです。
あんな小さな魚を釣ってどこがおもしろいのかという人もいますがね。
先っ調子の竿でキスをかけたときの、穂先をタンタンタンと叩くあの面白さは特別ですね。
それぞれの魚に、それぞれの当たりと引きがあり、それぞれにおもしろいのです。

というわけで、飯岡港の「隆正丸」にキス釣りにいってまいりました。

午前2時起床。2時半出発。4時集合。4時半出船

ま、遊びというのはきついものです。いつまでこんな事できるのやら・・・・

4時ともなりますと、夏至を過ぎて1か月といってもまだ薄明るいですね。
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4時半に時間通りに出船となりまして、各船宿の船が順序良くスタートしていきます。
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さーて今日は釣れますのやら
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5時前には既に太陽も高くなってきております。
本日は風もなく、ベタなぎ。
こういう日は「なぎ倒れ」といって、えてして不漁に終ることが多いのですがね。さて今日はどうかな。
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キス釣りの餌はこの「ジャリメ」。ゴカイの仲間です。
ピンピコピンピコ動くので、キスにいいと言われております。
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ニュルニュルしていて、つかみにくいったらありゃしない。

こんな風に針にさしまして、
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ポチャンと海に投げ込みますってえと、アーラ不思議。こんな魚が釣れてまいります。
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キス釣りにきているわけですので、キスが釣れるのは当たり前なんですけどね。
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何をとち狂ったか、たまにアジとかホウボウなどもかかってきます。
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結果としては、あまりいい日ではなかったようです。
潮まわりもいまいち、なぎ過ぎ。ある程度潮が流れていないと、魚も元気がないのですね。

・・・・・・というわけで、
本日の釣果。
アジ2尾、メゴチ3尾、キス25尾

釣りとしては不本意でありますが、捌いて料理することを考えますと、30尾前後がいいようで・・・・
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これなんか、食べごろのいいアジですね。これは刺身でたべよう。
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キスの大きめのやつは刺身にして、アジと一緒に食べると・・・・
残りは天ぷらですね。
そこで、外道も外道、超外道と言われているメゴチのお話。

キス釣りでは必ず外道として釣れてきて、初心者には嫌がられておりますけどね。
釣っても棄てている人も多いようです。
天ぷらにすると、キスよりコクがあってうまいので、もったいないですよね。

ここで、3800万読者のために、夏休み特別講座「メゴチの捌き方」

まずメゴチをまな板の上に・・・・
表面がニュルニュルですので、ペーパータオルを敷いてもいいですね。
メゴチはタフな魚で、氷水に漬けて帰ってきたら、アジとかキスは死んでいたのに、こいつはまだ生きています。
「成仏しろよ。喝っ」と引導を渡します。
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尻尾の方から、背びれを薄くはぎとっていきます。
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こんな風になります。
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ノドの皮1枚残して、ギロチンカット
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裏返してあお向けにして、背骨を出刃で押さえます。
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それで、頭をもって、尻尾の方にずるずるずると皮をむいていきます。
女性のストッキングを脱がせてあげるようなものですね。やったことないけど・・・・
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ストッキングを脱がせ終わるまで(違うっちゅうねん)出刃で背骨は抑えつけておきます。
そうすると、こんなにきれいな身が・・・・・
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背骨の両側に出刃をいれて、身を離します。この時に、尻尾の手前で止めるように。
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これで天ぷら用の「鞍掛け」仕立てのできあがり。
所要時間1分もかからないと思います。
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さてお次は本命キスです。
この時期のキスは小さめのキスでもこんな卵をもっています。
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棄てるのはもったいないので、とっておきましょう。
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後で醤油で甘辛く煮付けると、いい箸休めになります。

キスも「鞍掛け」にしまして、
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天ぷらネタの出来上がりとござーい。

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これくらいが、捌くのもなんとかなるし、疲労も少ないね。

なにしろ、寝不足で、往復3時間車の運転、半日船に揺られ続け、帰宅後、夕食までに魚を捌くというのは、遊びとはいえ、結構大変なのでごぜえますだよ。

一度、キスの束釣り(100尾)をやってやろうと、本気で釣って、目標通り100尾持って帰ってきて、とにかく苦しかったこと。7割くらいを捌いて、残りは氷り漬けにして翌日捌きました。

66歳にして、はじめて「ほどのよさ」ということを知ったわけです。

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この記事へのコメント

C爺
2014年08月01日 09:53
早起きは3文の徳・・・・16文でかけそばが?、
話がそれましたが、キス良い形ですね、思い出しましたよ、ふさふさとした髪をなびかせて洲ノ崎で投げ釣り、
この当たりはキスだメゴチだと楽しんだ若かりし時代を。
キスよりメゴチの天ぷら美味しかったな~
2014年08月01日 18:26
飯岡のキスといいますと、昔は「ひじタタキ」と言われて、「泣き尺」とも言われていたのですけどね。
頭をもつと、尻尾でひじを叩かれるとか、1尺30Cmにちょっと足りないとか言われておりました。しかも港出てすぐの水深10m程度でつれたのですけどね。
ですから、オモリも10匁と軽めのオモリ。いまは30分ほど走って、水深20mオモリ20匁ですからね、釣趣もいまいちで淋しい限りです。他でもない我々が減らしてきたのですが・・・慙愧の念に堪えません。
ところで、C爺さんはキスは食されるのですか?
浜えくせる
2014年08月02日 13:52
ご無沙汰していました。
キス釣り、楽しいですね。
私は鳥取県米子在住時(1983~1991年)、キス釣りを楽しみました。
米子市内の皆生(かいけ)温泉近くの浜で出勤前の早朝に、土日は境港大橋を渡って、七類港で。
こちらの方面はメゴチはおらず、ヒイラギ(エノハ)がキスとともに釣れます。
七類ではシャコも時々釣れました。
25cmを超えるキスが釣れると感激でした。
私は船酔いするので、いつも海岸や防波堤からの釣りです。
2014年08月02日 16:14
平日の出勤前に釣りができるというのはいい経験をされましたね。うらやましい。
日本海はメゴチはいませんか。ヒイラギも表面がぬるぬるしていますよね。カラアゲで食べられたしょうか。
シャコもヘタすると痛い目にあいますが、味噌汁のタネにもいいし、塩ゆでで周りをハサミで切って・・・殻をむいて・・・ヨダレが出てきました。