地獄のサケ釣り合宿

毎年、9月下旬にOM親分の企画で行われている「地獄のサケ釣り合宿」。去年は仕事の都合で参加できなかったので、2年ぶりの参加です。

この合宿も今年で4回目。当初は10名前後の参加者がいましたが、あまりの厳しさに耐えかねて、ことしは精鋭4名の参加。

もちろん、その中の精鋭1名とはオイラのことね。フフフフ。

網走市街から車で10分くらいの天頭山、てんとさんのテントらんどという嘘みたいな名前のロッジに泊まりこみます。
ロッジからの眺め。
なかなかいい眺めです。
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こんなロッジに泊まりこみます。
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なかなかきれいなロッジで、ここに1週間泊まりこむということだけ考えますと、シアワセな日々なのでありますけどね。

GGは20日に羽田発のJL便に乗って女満別空港へ。
7月の南米旅行のマイレージ分がちょうど往復分ありまして、交通費タダ。ラッキー。
20時過ぎにロッジに到着。他の3人は既に前日からはいっていまして、GGが最終到着。
いきなり夕食で終わるとすぐに21:30就寝。

翌日は1:30起床。2:00出発
さぁ、やりまっせ。
釣り場は当然真っ暗。
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網走は今、秋から晩秋の気候。2時頃には7度まで気温が下がる日もあります。
そんな時に雨が降ってくればもう、泣きたくなりますね。

でも天気のいい日には、夜明け近くなると、知床方面から日が昇ります。
そりゃもうアナタ、きれいなものですヨ。
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一番右のちょっと尖った山が斜里岳。その左の山が海別岳、音根別岳と続いていきます。

海別岳と音根別岳の間から太陽が昇ります。
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明るくなった釣り場の風景
土砂降りの日もありましたが、天気の良い日はこんな感じです。
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これだけの人々がいると、3回目ともなるといろいろ顔見知りもでてきまして、80歳を超えてなお毎日出漁している長老もおられて、皆さん元気なものです。
サケに対する情熱が若さの秘密かもしれません。
サケ釣りの楽しみは、釣果もさることながら、こういった人達と話をしながら釣るということがありますね。

さて、GGはといえば、本年の釣果第1号。
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しかし、まるで漁師のオッサンだね。このタオル。

釣果2号
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まるで釣れない日もあります。
「あぁ、ナクネク河の恐怖と呼ばれたこのオレが・・・・」と開高健のマネをして落ち込むGG.
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その直後に、ググッとあたりが!
無事取り込みも終わり、とたんに機嫌が直ります。うわっはっはのは。
単純な爺いですこと。
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サケのオスは成熟とともに、このように鼻が曲がってきますので、俗に「鼻マガリ」と呼ばれております。
GGが1回目の最終日に上げた86cmのオスは4回の合宿で未だ記録を破られていない見事なオスで、立派な鼻をしておりました。

最初の頃は、大事に玉網ですくっておりますが、だんだんと横着になってきまして、このように砂浜にズリズリとずりあげてきます。
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釣った直後に脳天をハンマーで叩かれて即死したオス。
眼を見開いて、「おれ、一体どうなちゃったんだろ」という表情。ごめんね、ゴメンネ。
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鋭い歯をもっておりますので、うっかり扱うとこのような傷が・・・・
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名誉の負傷というよりも、「マヌケの証し」

こういう傷は釣果と引き換えみたいなものですから、我慢もできますが、たまらないのが「蚊」。
北海道の蚊は関東のものなどより、5割増しの大きさ。
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気温が15度くらいに上昇してきますと、大挙来襲してきます。「来週にしてよ」といっても「今週よ」と来襲。
気にしているとキリがないので放置しておきますと、手首もこのような事に・・・・
その日はちょっとカユイ程度ですが、カユミがずっと続きます。
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蚊にしてはしつこいカユミで、ブヨも混じっているのかもしれません。ブヨだと噛み切られるので小さい噛み切り跡があるのですけどね。とにかくビールを飲んだりすると、猛烈なカユミに悩まされます。マユミちゃんだといいのだけどね。

我々のサケ釣り仕掛けはいろいろなパターンがありますが、この川で使っているのは、「ぶっこみ釣り」
40号のオモリのちょっと上から、遊動式のハリスを出して、先にはこのようなふざけたタコベイトがついております。
その先の針にはサンマの切り身と、イカの赤タン。
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毎日の平均的な生活というものは、1から2時頃起床。昼ごろまで釣って、午後は釣って帰った釣果を捌き、宅急便で自宅、知人などに送るという作業などをします。
釣果の少ない日は、それらの作業も早く終わり、15時頃から仮眠という日もあります。
18時から食事、食事当番が作ります。
食後の片付け、翌日の準備などを行い、21時頃就寝という毎日です。

しかし、日によっては、例えば今回の3連休の中日の22日などは、3時に釣り場に着くと立錐の余地もない状態。
さすがに連休です。
しばらく様子をみていましたが、あまり釣れている様子もなく、無理に割り込むのはやめて一旦撤収。
5時にロッジで朝食後、仮眠。
8時に起きて、ふたたび釣り場へ。16時まで、釣りましたが、芳しくなく、わずかな釣果で撤収。
捲土重来を期して22時半から出漁し、翌日昼まで頑張るという強行軍。

1日に3回出漁という経験は初めてです。
しかも3回目が翌日昼までの12時間労働ですからね。さすがに疲労がたまっていきます。

釣れない時間帯には、お昼寝する人も・・・
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こういうサケを捌くのは大変です。ま、好きでやっていることなので文句もいえませんが・・・・
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イクラを「いくらでもどうぞ」と古典的なだじゃれ。
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寒くて手がかじかんだことも、3回出漁した日も、過ぎてしまえば楽しい思い出。
26日の朝は出漁したものの大雨の翌日で、成果なく8時に撤収。10時にロッジの掃除を終えて11時」チェックアウト。
女満別空港近くの温泉にはいって、昼食に北海道名物「ブタ丼」。ブタが豚をたべて、空港へ。
26日の夜、無事帰宅とあいなったのでありました。

さらばカモメよ、また来年。
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この記事へのコメント

C爺
2013年09月30日 09:02
お帰りなさい、強行合宿お疲れ様でした。音根別岳からの太陽を拝むと、身も心も清められますね~(え!もともと清い・・・失礼しました)
それにしても、多くの釣り人にビックリです、サケの遡上にサケて通れない関所なんですね。あれだけ釣役人がいたら関所破りは難しい~、サケ君にノーマク サンマンダ~。
2013年09月30日 14:53
そうなんですよ。そこなんです。竿が多すぎて、釣りにのんびりさを求める風船屋としてはいまいちのめりこめない部分なんですね。
地元の人達にとっては、趣味とか暇つぶしといった以上のもので、大好きなサケの1年分をこの時期に確保してしまおうという、奥さま公認の漁労なんですね。冬眠前の熊と同じなんですね。だから気の弱い風船屋としてはなかなか割り込んでいけないし、外れたところでやるとそれなりの釣果しか得られないということなんです。しかも仮に割り込んだとしても、川の流れ、風の吹く方向などの物理的帰結により、からんでしまいますので、その時によき隣人関係を結んでおかないといけないとかですね。
それでもサケがかかった時は、隣り近所が網を出してくれたり、いい協力関係の方が多いので、結論としては楽しいのです。ノーマークのサンマ。南無。
浜えくせる
2013年10月10日 02:35
10年以上前の秋に釧路に出張した時、知人が釣りあげた鮭を土産に貰いました。
氷と一緒に発砲スチロール箱入りで、飛行機で横浜に戻る時、重かった記憶が・・・。
クール宅急便で自宅に送るべきでした。
2013年10月10日 07:01
釣り上げ鮭をお土産なんて、いいお友達ですね。ものをくれる友達は大事にしないといけません(笑)。
鮭1尾で5,6Kgありますので持って帰るのは大変だったでしょうね。北海道ー東京間は宅急便で2泊3日かかりますので、管理温度が0度から5度の冷蔵の場合は、過去に「臭っていた」と言っていた人がいました。風船屋の場合は、念の為、冷凍便で送っていますが、受け取った人も、切るのに大変だったろうと思います。ありがた迷惑とはこのことですね。持ち帰られて正解だったのではないでしょうか。