難解ハイク

南海キャンディーズのしずちゃんがボクシングの試合に勝っちゃったね。

なーんて事とは一切関係なく、今日は難解ハイクのお話なのだ。

新そばや 長田が宵の 馳走ぶり (合瓜)

この俳句の意味がよくわかりません。
この長田ってのが難物ですね。

むかーしむかし、長田忠致(おさだただむね)という侍がいまして、こいつが関係していそうなのだよね。

源義朝が保元の乱に勝ったけど、平治の乱に負けて、逃げているときに、この長田の屋敷にかくまってもらったらしいのだよな・・

どうもこの長田というのが悪いやつで寝返って義朝を討ってしまったらしいのだよね。

あまりごちそうをだして、腹に一物と思われてもなんなので、軽く蕎麦でもどうですかと新そばを打って
さりげなく出して、油断させて、討ち果たしたという趣向の俳句らしいのですが、

いま殺そうとしている相手に「そばでもどうですか」と出した、軽味が評価された句らしいのだけど。

昔のひとは、長田というだけで、こういった背景の歴史的事件を思い浮かべるほど、知識があったということにホトホト感心しますね。
あまり面白い俳句ではありませんで、川柳っぽいけど、高浜虚子は俳句として扱ってますね。
もともと平治の乱で義朝が死んだのは、旧暦の1月、新暦の2月だから、新そばということはあり得ないのだけどね。
こういう趣向ということで、創作なのですな。


同じ歴史物であれば、GGのつくった川柳の最高傑作があるのだよな。歴史的名作。

信長は 後ろをそっと 振り返り (風船屋治五郎)

というやつなんだけどね。

織田信長が、桶狭間に今川義元を討ちにいく前夜。

好きな幸若舞の「敦盛」を舞いましてね

♪人間五十年下天のうちにくらぶれば 夢まぼろしのごとくなり
 ひとたび生を享け 滅せぬもののあるべきか

と謡いおわるやいなや、「よろいをもて」なんて言いながら馬に乗って一人で走りだした・・・

ということになっているのだよね。

家来たちは「殿ーっお待ちをー」なんて叫びながら後を追っていくわけだけども。

さーて、勢いよく先頭きって走りだしたものの・・・・

滅せぬもののあるべきか、なんてわざわざ謡っているということは、相当死を覚悟していたということだね。

強気で売っている信長だからね、気のひるみをこれで奮いたたせようとしていたのだろうと、

GGなどは思うのですよ。

走りだしたものの、冷静になってくると、ふと心にきざす「あいつら本当についてきとるんやろか」という
気持ちですね。

気を強く持とうと思いつつも、ちょっとのぞく弱気の部分、さすがの信長も後ろをそっと振り向いたのではないか

ということを、天才GGはするどくも川柳としたのだけどね。

え?おもしろくない?

そうかなぁ ま、いいや こんなものは、ひとりよがりでいいのよ。

さーてこれは岐阜にあります、黄金の信長像
画像


製作費3000万円

全身これ金(かな?)


股間も、もちろん金!(かな?)

(あーぁ、また下ネタやっちまった。)

またね。

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この記事へのコメント

クレーG
2012年02月26日 11:40
歴史に疎いクレーGといたしましては、見事に信長の心理を詠んだ川柳に感心いたしました。
『是非に及ばず』なんていわれてもね~
恐らく家来はお先にどうぞ、どうぞと譲り合ったでしょうな?命惜しいもんね~!。


2012年02月26日 21:02
NHKの大河ドラマ、最近は見なくなりましたが、今年は平清盛ですね。源義朝が長田なんとかに討たれる場面がでるかも知れませんね。その時にこの俳句を憶えているかどうか。