俳句イズ

円高もこのまましばらく固定化しそうだし、東日本大震災でいろいろとサプライチェーンに問題があることがわかり(意外と回復は早かったけどね)、BCP(事業継続)の問題として、改めて、企業がやむなく海外シフトをまた進めそうですね。

円高地震 海外派兵が 増えてゆく (風船屋)
新たに企業先兵として海外赴任される方々、ご苦労さんです。

政治は政治で、洗面器の中を遊び半分でかき回しているような状態で・・・・

更迭遅延粘着宰相柳腰 (風船屋)
漢字俳句ですがゴロが悪いですね。こうてつちえん ねんちゃくさいしょう やなぎごし、と読んでください。

それでは川柳?でどうだ
粘り腰 意外と大きい徳俵 (風船屋)

♪右を向いても左を見ても
♪ばかと阿呆の絡み合い
なんてね鶴田浩二(古いねぇ)をきどってる場合じゃないのだけどね。

しようがないから、上を見ますとね、ツバメの巣があるじゃござんせんか
船橋で京成電車からフェイスビルを抜けて、エスカレーターでJR船橋に向けて
降りたところで見上げますとね。
投光ランプの上にツバメの巣があるのですね。
画像

何もこんな人通りの多いところに巣を作る必要があるのかねという気もするのですけどね。それにランプの上だから熱いのではないかな。
画像

画像

ランプの上でも子は育つというわけで、巣立ちも、もう少しです。

親のえさ待ちきれなくて顔のぞき (風船屋)   季語がないね
画像


燕(つばくろ)の子らが世間をのぞき初(そ)め (風船屋)
画像

燕(つばくろ)の子らがチチチと声きざむ (風船屋) 
画像

う~ん、“きざむ”という動詞を使ったところに、非凡な天才を感じさせるね。
あまり知らない作者だけど、いずれ名を成す逸材とみたね。

話は急にかわります。(お口直しです)
ちょっと季節はずれで恐縮ですが、椿の花というのはひらひらはらはらと散るのではなくて、いきなりボタッと落ちるのですね。だから、武士の家では嫌われたとかね、いろいろあるようですが、咲いているときはきれいな花ですね。
だから、椿の花を詠んだ俳句も結構多いのですが、落ちるに焦点を合わせたものが多いですね。

赤い椿 白い椿と落ちにけり (河東碧悟桐)
落ちにけりというのは動作が完了したことを言っており、たったいま落ちたという意味で、「はっ」と驚いてすぐに白い椿も落ちたということのようですね。
地上に落ちて並んでいるという静止状態を言っているのではないと思ってよむと、なかなか味のある句でありますね。

落ちざまに水こぼしけり花椿 (松尾芭蕉)
椿の花が落ちる直前に、花にたまっていた雨水が一緒にこぼれたという、これも一瞬の動きをよく見た句ですね。

落ちざまに虻を伏せたる椿かな (夏目漱石)
虻が椿の花にとまっていて、花が落ちるときに虻を道連れにしてそのまま落ちてしまった。落ちた花の下で虻がもぞもぞと動いている、という句ですがね。夏目漱石らしく作り過ぎという感じの句であまり感心はしませんね。

椿おちてきのふの雨をこぼしけり (与謝蕪村)
さすが蕪村という見事な写生ぶりです。ちょっと芭蕉の句に似ていますけどね。
芭蕉のほうが、昔のひとですから、蕪村が芭蕉の句をしらなかったのかもしれませんね。この句だけをみれば、平凡ではありますがいい句だと思えます。

こどもらがよけて駆けゆく椿かな (小林一茶)
一茶らしく子供らが遊んでいる情景をうまく詠んでいますね。一心に遊んで走り回っている中にも、積み重なったきれいな花を無意識に避けているという、子供たちのやさしさも詠みこんだ句ですね。

さーてここで問題です。上記の椿を詠んだ5つの俳句の内、ひとつが真っ赤なにせものです。
誰の句がにせものでしょう。俳句のクイズ、俳句イズです。

①かな、赤と白がそんなにうまく続いて落ちるものかね。何かうそっぽいね。

②かな芭蕉にしては見方が浅いぜ。言葉の選び方もしろうとくさいし。

③かもね、いくら小説家でもね、ここまで作りものめいた俳句はやらないよね。

④?きれいに出来過ぎているきらいはあるね。それにメディアの少ない江戸時代と言っても
 先達とここまで似ている句を作るかね。

⑤一茶だから子供を出しておけば間違いないって?ははは

・・・・・・・・

・・・・・・・

「え?早く答え言えよって?」

「だってクイズだからね、ちょっとは考えないとつまんないでしょ」

「え、オレは忙しいんだって?」

「うそでしょ。だいいち、忙しいひとがこんなつまんないブログ読むわけないものね」

「読んでいること自体が、あたしゃー暇なのよって言っているようなものだかんね」

ま、あまりじらしてもなんだから、「政界の発表です」
じゃないってそれじゃウソだらけって言っているようなものだからね。

「正解の発表です。」

⑤の小林一茶はね、文人、嵐山光三郎さんがいかにも一茶風に作ったものなのでした。
なかなか器用な人だからね。だまされちゃったでしょ。

ま、我々もネ、作者の名前を見て、いい悪いを決めている時があるからね。
GGの道路俳句だって、芭蕉だと思えば立派に見えてくるかもしれないよ。

ではまたね。ばいばい


PS:
MKさんて方から「こども俳句ひろば」というのがあって、わかりやすいよと
コメント欄ではなくてメッセージ機能で教えていただいてのぞいてみました。
たまにこういう素直な句をみるのもいいものですね。
MKさん有難うございました。
メッセージ機能というのはあまり使ったことがないので、
ブログ管理者が仲介にはいっているので、お礼が届いているかどうか
わからないので、ここであらためましてお礼メッセージです。シェシェ



この記事へのコメント