道路俳句 その4

さぁ、全国3500万人の当ブログ愛読者の皆さん、またまた俳句のお勉強の時間ですよ。またかよ、やめろよ!といったって止まるものではないのであります。

さてさて。前回は、まずは初心者は有季定型ということから始めなさい(と本に書いてましたよ)といいましたね。それに加えて「切れ」もしくは「切れ字」が必要と。
ちょっとちょっとそこのお客さん、水戸様抑えてどうしたのよ。え、違う違う!「こうもん様」の話じゃないのよ。「切れ痔」ではなくて「切れ字」!。 あわてないでよ、気持ちはわかるけどさ。苦労してんのね。

①定型

定型というのは、5,7、5,7のリズムに乗せるということですね。なんで5,7なの?6,8コンビじゃいけないの?4,6のガマではダメなの?という疑問は当然でますね。
古事記だったか、日本書紀だったか、スサノヲノミコトがヤマタノオロチを退治してクシナダヒメに「さぁ、君の家を作って、何重にも囲んで幸せにくらそうね」なんてくどく時の歌が
  八雲立つ
  出雲八重垣
  妻籠みに
  八重垣つくる
  その八重垣を
と、既に七五調なのでありますね。日本人のDNAに刷り込まれてしまっているらしいですよ。だからあきらめなさいね。

②季語

もともと貴族の遊びであった「連歌」から、上品さを取り払っておかしみを加えた庶民の「俳諧連歌」というのが始まって、これの最初の発句の五七五の部分が、まずは挨拶みたいなもので、季節の言葉などをいれていたのですね。
この発句だけを独立させたものが、俳句となったわけで、そこには必ず季題もしくは季語というものが入ることになったということのようです。

季語というものは時代とともに変化し、新しい季語がどんどん出ているようです。
たとえば、クリオネ(春)、花粉症(春)ナイター(夏)などといったところですが、これらが時代とともに淘汰され残って確立したものが、季題ということらしいです。
季語のない俳句もありますが、しろうとはまずは季語をいれて、短いことばで、背景を読み手と共有したほうがお得ですよということですな。

③切れ
切れということも大事なので必ず「切れ」はいれなさいと言っておられます。ビールと同じですね。
「や」「かな」「けり」などの切れ字を使って切る場合もありますが、必ずしも切れ字を使う必要はない。
むしろ芭蕉くんなどは、「いろは48文字すべてが切れ字である。要は切るという意思が大事であーる」とおっしゃっているようであります。
   ちるさくら 海あをければ海へちる(高屋窓秋)
 は、さくらできれていますね。
  牡丹散ってうち重なりぬ 二三片(蕪村)
は、ぬで切れているのであります。

「切ればいいんだろ!」と五でも切り、七でも切ると今度は「三段切れ」といって
御法度に触れるのであります。
切腹、お家断絶、城明け渡しとなります。
たとえば
 秋の風/河原の小石/子らの声 は三段切れですが、
これは順序を入れ替えても
 子らの声/河原の小石/秋の風
となってなりたつので、句に必然性がないと嫌われるのでありますね。
どの部分を強調したいのか、あいまいになってしまうともいわれているようです。
しかし、三段切れの名句というのもあって、
 目には青葉 山ほととぎす 初カツオ がそうらしいのです。
GGはよくわからないのですが。

ということで、本日書いたことは 八木健 監修「俳句 人生でいちばんいい句が詠める本」(主婦と生活社)からの受け売りであります。
わりとわかりやすい本ですので、興味のある方は1300円握りしめて本屋さんに行きましょう。

関係した写真がないのでさみしいから友人S葉さんが撮影して送ってくれたカワセミの写真でも載せておきますか。
なかなか、うまくとれていますね。
画像


それではまたね。

あ、そうそう一部のかたから、ちゃんとテーマ別に分類して表示しなさいと
いうご指摘がありましたので、一応テーマ分けしました。
右側のカレンダーの下に表示されています(のはずです)。
内容が取り留めもないものが多いので、「老人の繰りごと、能書き」なんて
テーマもありますので、いい加減な分類ですけどね。

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