はうまっち?

ハウマッチといいましても、マッチ棒がそこらへんを這っているという話ではございませんで、おいくらですかということなのですが・・・・

きのう買った本が「動物の値段」(白輪剛史 著  角川文庫)というのですが、期待以上に面白かったです。
著者は、子供の頃から動物好きで、今は主に爬虫類を中心とした動物の仲介業をやっておられるとのことです。

動物の仲介業というと、ワシントン条約違反の密売ルートがどうのこうのといううさんくさい臭いがしますが、文面を見る限り、至極まっとうな方のようで、しかもユーモア感覚も十分で結構面白いのです。

以下に、ざっとご紹介します。著者の諒解はとっておりませんので、このブログの3500万人読者の中に、知人・親戚の方がおられたら、よろしく言っといてください。

動物の価格というのは在庫があまりできないので、需要と供給のタイミングで価格は大きく変わるらしいです。こちらから探しに行くと高くなるらしい。(当然ですね)

①ライオン : 40万円(最安値)
ライオンなどネコ科の動物は、刺激排卵ということで、交尾をすることによって排卵するということで妊娠しやすいらしいです。オギノさんも体温計も必要なし。百発百中(というほどでもないでしょうが)。1回で2,3頭生まれるので、中にはタダでもいいから持っていってという場合もあるらしいです。
ライオンの赤ちゃんを触ったり、抱いたりさせてくれるところがありますけどね。あれも数ヶ月で移動動物園とか、サーカスに売られていくらしいですね。
ただし、インドライオンというタテガミの短いヤツは貴重で高いらしい。

②カバ :600万円(最安値)
 カバはワシントン条約ではⅡ類に含まれるので輸出国の承認があれば、購入は可能。
以前TVCMにでていたヒト慣れしたカバは1日のギャラは80万円だったらしいですね。あのカバが死んでから、今はあれほどベタ慣れしたカバは日本にはいないらしいです。
どうですか、1頭。寿命は30年くらいですから、もうかりまっせぇ。カバのヒフは乾燥ハダなので、飛行機で運ぶときは、体中にワセリンをベタベタ塗って運ぶらしいですね。
牙はありませんけどね、咬む力は強いので、結構死ぬ人も居るみたいですね。
なれなれしく親愛の情ですりよってきて、壁との間に挟まれて圧死するケースも・・
草食動物ですから、飼い主は草を一日に75Kgほど用意する必要があるらしいです。野生状態では、草がなくなると、その辺の動物の死体なども食べることもあるらしいですから、飼い主はくれぐれも座敷で一緒に寝ないようにしましょう。
しかし、この巨体を見ていると、「ダイエット?そんなもの関係ない!コレステロール?そんなもん知るかい!」という気になりますね。
これで生きていられるのなら、オイラもまだまだ大丈夫だね。
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③キリン :350~1300万円(安いのは亜種間の雑種)
飛行機に乗せるときは、あの長いクビをどうするかって?
折り曲げて無理矢理いれるらしいっすよ。
ペットとして飼う時に気をつけることは、サツマイモなどをたくさん食べさせると、ガスを排出する機能が低いので、お腹が膨れて死んだキリンもいるらしい。
背中がまっすぐでないので、乗る時に注意、走り出すと時速60Kmは出るので飼い主は注意しましょう。
散歩に連れ出すのは、都道府県への申請必要です。首輪はペットショップでは売っておりませんので、自分で作りましょう。電線にも気をつけましょう。
子キリンのときから育てると結構慣れるらしいです。念のために言っておきますが、手乗りにはなりません(あほか)

④サイ:シロサイ(1200万円) クロサイ(4500万円)
サイにもいろいろ種類があるみたいですね。シロサイ、クロサイ、ハクサイ、アクサイ(うちにいます。絶滅危惧種ではありません。はびこってます)。

種類が多いからといって、サイ本人に聞いてもわかりませんよ。
「あんた、何サイ?」
「ボク、3歳」

シロサイは地べたの草を食べるので、クチビルが平スコップのようにまっすぐで角ばっているのですね。クロサイは剣スコップのようにちょっと尖っています。これは潅木なども食べるかららしいですね。
ところで白くもないのになぜシロサイというか。
オランダ語とかドイツ語でwideのことを。weitというのですね。それを英語に翻訳するときにwhiteに間違ったということらしいですね。回りまわって広いクチビルを表現したweit(wide)が白になったというわけです。

クロサイは世界で4000頭しかいない。ドンドン減っているとのこと。とにかく密猟で、殺して角だけをとってあとは捨てるらしいです。麻酔をかけて切り取ってから生かしてやればいいのですけどね。中国人は削って漢方薬(催淫剤)として使い、イエメン人は成人男性は必ず持つという短剣の柄に使うらしいのです。

シロサイ1200万円なんていってもね、アフリカから送るとして、運賃が2500円/Kgとして、500万円。檻も頑丈なものが必要なので何100万円かするらしいので、利益はあまりないとのこと。
動物商も喜ばないけど、個人がペットとして飼うのはあまりお薦めしませんとのことです。(誰が飼うかい!)

⑤かいじゅう
「え?ゴジラも売ってくれるの?アンギラスは」なんて言わないでね。海獣のことです。シャチ、ラッコなど。
シャチ=1億円、ラッコ=250万円、

そのほかにもいろいろありますが、おもなところをざっと並べますと
ゴリラ(8000万円)、ツキノワグマ(30万円、白ペンキ塗るとパンダで通ると思うけどね)
トラ(500万円)などなど。

面白いのはコアラ。オーストラリア政府は基本的には野生生物の輸出は全面禁止なのね。
しかし、外交の一環として友好国にはタダでプレゼントするということらしい。
パンダのあの国と大違いですね。

サソリは種類によって。ダイオウサソリは3000円から。
ちょっとちょっとそこの奥さん
旦那の生命保険増やして、いま3000円だそうとしたでしょ。
残念ながらダイオウサソリでは死なないらしいですよ。
スズメバチみたいに、刺されたショックで死ぬ人はいるみたいですけどね。


ところで、風船屋GGの値段っていくらくらいだろうね。
生殖能力は大分落ちてきたけど、肉は結構アブラ乗ってるけどね。著者に聞いてみようかなぁ。

ところでこいつはいくらだと思います?
カメレオンカンガルー
色が変わるのよね、こいつ・・・・

黄色になったり、
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桃色になったりする新種。
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お安くしときますよ、お客さん。
買う気になったら連絡ちょうだい。またね。





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