高田 郁の本

「自転車の事だけではなくて、たまには本のことも書くのだ! これでいいのだ!」とバカボンパパも
言っておりますので本日は本のことなどを。

高田郁の「みおつくし料理帖」シリーズの第4巻が出ましたので駅の書店で早速買いました。遠距離通勤しておりますのでこの程度の本は一日持つかどうかといったレベルです。あまり厚くないということと面白いということですね。
この小説は大水で両親を亡くした少女が、浪速の料亭で育てられ、その料亭が没落してから女将と一緒に江戸に出てきて小さな料理屋を営みつつ、新しい料理を考えて評判を呼ぶというものです。短編を重ねていってシリーズになっております。この本の面白いところは話の中にでてきた料理の作り方が巻末に出ております。小説を読み終わったあと、それを見て、一粒で2度おいしい、グリコのような小説です。韓ドラ熱中のGGの女房殿もこれは面白いとのたまっております。
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高田郁はデビュー作「出世花」もそのあとの「銀二貫」もおもしろいです。全て時代小説ですが、チャンバラいっさいなし。市井ものです。結構不幸な主人公ですが、明るく元気に切り抜け、周りの人間がそれを助けるという話が多いですね。山本一力の筋立てに似ているところも。
「出世花」も面白いですが、おくりびとが主人公で、遺体清めの場面が多く、あまり夜、ひとりの時は読みたくないですね(笑)。でも面白かったです。作者が新人賞をとったときも、審査員の山本一力が評価しつつも「資料にとらわれすぎている」といったそうで、死体を洗う場面とか、葬儀の様子が小説にしては詳しく過ぎるかもしれません。しかしGGとしてはそこが面白かったのです。「銀二貫」も大阪が舞台です。江戸は金がおもに使われておりましたが、浪速は銀が主体だったのですね。江戸が舞台であれば「千両箱」などという題名だったのでしょうけど・・・
関西弁は字に書くとしつこくて辟易するのですが、作者が関西出身のせいか、ほどよい感じも読みやすいですね。S田ふじ子さんの「公事宿シリーズ」などは京都弁?がちょっと疲れますからね。ではまた。

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